| 世界遺産に輝くポタラ宮 |
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中国のチベット自治区のラサ市西北部にある小山―紅山に、世界に名高いポタラ(普陀の意)宮は山の地勢にそって建造され、頂上まで至っている。
この雄大な宮殿は、7世紀にチベット吐蕃王朝のソンツェン・ガンポ王が、唐の文成公主を王妃として迎えるために紅山の上に9層からなる1000間の宮殿を建造し、ポタラ宮と命名したもの。
山の麓から頂上にまで13層からなる建築物全体は、主に東部の白宮(ダライラマの居住場所)、中部の紅宮(仏殿および歴代ダライラマの霊塔殿)と、西部の白い僧房(ダライラマに仕える側近ラマの居住場所)からなる。紅宮の前の白壁は晒仏台と呼ばれ、仏教祝祭日には、大きな仏像画が掛けられる。 史料記載によると、1653年清の順治帝が金册金印をダライ5世に封じてのち、ダライの転生の活仏は、中央政府の正式な册封(親王や公主、郡主などを封ずること)を経なければならなくなった。また清のチベット駐在大臣が自ら婚礼や親政などの儀式を主催した。東大殿は、歴代のダライが婚礼や親政大典などの重要な宗教、政治活動を行った場所である。
紅宮はダライの霊塔殿および各種の仏堂となる。乾隆帝が賜った「涌蓮初地」の額のほか、康煕帝が賜った錦織りと刺しゅうの大型幔幕が保存されて、ソンツェンガンポ、文成公主および大臣たちの塑像が保存されている。最も高い宮殿に乾隆帝の画像と「万歳」の位牌が奉納され、ダライ7世ギェサンギャムツォの頃から、ダライ各世は毎年チベット暦正月3日の夜明けにここで皇帝の位牌を拝み、皇帝に対する臣属関係を表明した。
花崗岩で統一された壁、木造の屋根、金メッキされた銅瓦、経幢(経文を刻した六角形の石柱)、摩羯魚、金翅鳥の装飾……。チベット仏教発展の歴史と文成公主の降嫁過程と金剛仏像などを記載された大殿内の壁画。これらすべてが完璧に組み合わされて、絢爛荘厳なポタラ宮殿を作りあげている。 |







