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天安門広場での法輪功メンバーの焼身自殺について


   2001年旧暦の大晦日(新暦1月23日)、多くの人々は21世紀初の春節(旧正月)を迎える準備に忙しいときを過ごしていた。一方、法輪功のメンバーを名乗る狂信者数名が、李洪志の「円満な昇天」という誤った教えに惑わされ、天安門広場で焼身自殺を図り、人々を驚かせた。

    23日14時41分、人民英雄記念碑の北東で、一人の男性(50歳)が北西を向いたまま、緑色のペットボトルに入ったガソリンを自らの全身に浴びさせた。その後男性は、ライターで自分の体に点火。炎の中、この男性は「宇宙大法は世界中の人々が学ぶべき法だ」などと叫んだ。

  この数分後、同じく人民英雄記念碑の北側で、女性4人が寄り添うようにして自らの体にガソリンをかけ、ほぼ同時に点火した。冬の強風に煽られ、炎は瞬く間に大きくなった。

  また広場の北東でも、中年女性1人が突然、カバンからスプライトのボトルを取り出してがぶ飲みした後、残りの液体を全身に浴びせた。警備に当たっていた警察官は果敢にも、女性からライターを取り上げ、焼身自殺を未然に食い止めた。女性はその後も警察の車の中で、「昇天させて、昇天させて」と繰り返し叫んだ。

  人民英雄記念碑の北西では、人民警察がそわそわとした様子の中年男性の荷物からガソリンが入ったスプライトのボトル2本とナイフ、ライターを発見した。

  事件発生後、広場の警備に当たっていた警察は自らの危険を顧みず、全力で救援に努めた。およそ90秒後、自殺を図った法輪功信者を包んでいた炎は全て消されたが、女性1人がその場で焼死、そのほかの4人も重いやけどを負い、顔が見分けられないほどだった。焼身自殺未遂の信者も、現在取調べを受けている。

  事件発生からおよそ7分後、北京の救急センターの救急車3台が現場に到着、負傷者はやけど治療の経験が豊富な積水潭医院へと運ばれた。

  北京市政府の担当者は病院に対し、「費用がいくらかかってもかまわないから、負傷者の治療にと救命に全力を尽くしてほしい」と求めた。

  事件後行われた公安機関の調査によると、集団自殺にかかわったこれらの7人は河南省開封市出身で、いずれも法輪功メンバー。法輪功への信仰心も深かった。これら7人には2組の親子が含まれていた。

  自殺未遂した劉葆栄氏は、「今回天安門広場で焼身自殺を試みた人々はいずれも、開封市にいるときから北京行きの目的を知っていた」、「開封市で昇進自殺して天国へ昇る準備を行った」と証言している。

  今回の焼身自殺について劉氏は、「李洪志は自ら経典や演説の中で、まだ一部の人が『出て来ていない』と常に述べている。もし私が『出て来られない』ようであれば、それは本当の『円満』につながらないと思った」、「『円満』とは『天国世界』へ行くことだと思った。これは良いことで、一瞬の出来事であり、苦痛や痛みを感じることはないと考えていた」と語った。

  記者が、「天国世界とはどういうものだと思うか」と尋ねたのに対し、劉氏は「金(きん)に満ちていて、道も鳥もすべてのものが金でできている。人体も金でできている」と話した。

  また天安門広場で焼身自殺を試みた理由については、「李洪志の『経典』に記された、『生死を捨てる』、『我慢できない』、『円満を目指す』などの言葉の影響を受けた」と答えた。天安門広場を選んだことについては、「東北には法輪功を修行する高齢の女性がいて、天安門に『法典修行者登録所』と書かれていた夢を見たと伝えられている。そのため天安門を訪れた」と述べた。

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