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陳雲林、江丙坤両氏が会談
2008/06/13

 

 海峡交流基金会(海基会)の江丙坤董事長が率いる海基会協議代表団が海峡両岸関係協会(海協会)の招きで、2008年6月11日から14日までの予定で北京を訪問している。12日午前、海協会の陳雲林会長と海基会の江丙坤董事長が会談を行った。双方は両岸の週末チャーター便運航と大陸住民の台湾旅行の二つの議題について意見を交換するとともに、両会の協議推進、両会の連絡・交流について話し合った。両会指導者の会談は10年ぶりで、9年間中断されていた両会の制度的協議が正式に再開されたことを示している。

 陳会長はまず海協会を代表して海基会代表団に歓迎の意を表した。またブン川大地震で台湾の社会各界がさまざまな方法で被災地の同胞に深い気遣いを示し、無私の援助を行ったことに改めて心からの感謝を表明した。

 江董事長は四川の震災を心配していることを表明し、台湾各界は震災を重大視し、心配し、続々と義捐金・物資を送っており、両会が震災救援でより多くの実質的協力を行うことを希望していると述べた。

 陳会長は次のように指摘した。今年3月、台湾の情勢に積極的な変化が起き、海基会が5月26日、海協会が5月29日に互いに送った電報に基づき、両岸同胞の熱い期待の中で、10年近く中断されていた海協会と海基会の協議が正式に再開された。両岸の協議・交渉が順調にいくかどうかは両岸関係が改善・発展するかどうかを示す重要な目印である。両岸関係は長い歳月がむだに流れ、両岸の経済、文化、社会などの交流には解決すべき問題が非常に多い。中華民族は調和の追求を理想的価値としている。新たな情勢の下、両会の協議は両岸関係の平和的発展の方向をしっかり踏まえるべきで、海協会は「相互信頼を確立し、争点を棚上げし、小異を残して大同につき、ウィンウィン(共に勝者になる)を実現する」精神を堅持し、海基会との平等な協議、積極的な意思疎通によって、共通認識を増やし、両岸同胞が関心を寄せるさまざまな問題を実務的に解決することを願っている。われわれは、両岸関係の平和的発展を求める両岸同胞の共通の願いという原動力があるので、両会の協議は必ず新たな情勢の下で両岸関係の改善・発展を推進する重要なプラットホーム(場)となり、両岸関係の平和的発展という新たな局面を切り開くうえで重要な役割を果たすものと信じている。

 江董事長は次のように述べた。先ごろ、海基会、海協会の両会は再編を終え、5月26日と29日に電報を交換し、両岸の協議再開の基礎をつくった。両会の正常な相互関係回復を喜んでおり、両会が協議、交流、奉仕の橋渡し、パイプ役としての機能を果たし、両岸人民の幸福のために貢献し、両岸関係の平和、安定のための基礎を築くことを希望している。

 陳会長は次のように述べた。両岸の週末チャーター便運航、大陸住民の台湾旅行実現は両岸同胞の交流・協力の強化を求める共通の願いに沿ったもので、両岸の経済の発展と社会の繁栄をけん引し、両岸同胞の交流を緊密にし、幸福を増進するうえで重要な意義がある。両岸の週末チャーター便運航、大陸住民の台湾旅行が近く実現するという得がたいチャンスを迎えて、両会はしっかり取り組み、このよい仕事を実現する責任がある。同時に今後の必要を考え、貨物チャーター便や両岸の直行航路開設の協議について手配し、業務事務機関の相互開設を進める必要がある。両岸交流発展の大きなすう勢の下、両岸の直行チャーター便運航、大陸住民の台湾旅行実現は絶え間ない開放、拡大、整備の一つの過程となるだろう。われわれは両会の協議再開の第一歩が順調に踏み出され、双方ができるだけ早く意見の一致をみ、取り決めに調印するよう、そして1993年の「汪辜会談」以来の両岸協議・交渉の重要な成果を勝ち取り、両岸同胞の期待にこたえ、引き続き両岸協議・交渉の歴史の新たな一ページを記すよう希望している。

 江董事長は、両岸の週末チャーター便運航と大陸住民の台湾旅行の二つの議題の協議で成果を収め、取り決めに調印し、これを早期に実行して、両岸の交流を促し、両岸人民の往来を増進することを希望していると表明した。

 会談で陳会長は海協会と海基会の協議を継続し、両会の連絡・交流を強化することについて3項目の意見・提案を出した。

 1、両会の協力を強化し、経済を先に政治を後に、やりやすいものを先に難しいものを後におよび漸進の精神で、当面の協議の議題と段取りについて実務的に計画をたてる。

 2、両会の交流を強化し、両岸の権限を受けた民間団体による両岸交流推進のプラットホームを築く。海協会と海基会は共に両岸の民間交流推進の責務を担っている。両会は各レベルの会務要員の相互訪問を強化し、複数段階の経済、文化、社会交流活動を進めるべきで、これには両岸関係発展の必要に基づき、両岸の社会各界の人々を招いて研究討論活動を行うことが含まれる。両会はまた海協会理事と海基会董事(取締役)、監事(監査役)の相互訪問を検討してもよい。特に両岸の主管官庁の担当者を招き、両会の名の下で交流して、両岸交流における政策的問題について意見交換することを検討してもよい。そして双方が各自または共同で措置をとり、両岸の人的往来と経済・文化交流を新たな段階、水準に高めるのに役立てるようにする。

 3、両会の日常的連絡を再開し、互いに関係方面に委託し、協力して両岸同胞の交流における具体的問題を適切に解決し、両岸同胞に奉仕する。両会の緊急連絡者制度を復活させ、両岸同胞の生命・財産の安全にかかわる突発的事態を迅速かつ有効に処理し、両岸同胞の正当な権益を守る。

 江董事長は次のように表明した。両会の各レベルの要員による対話と交流を強化し、緊急事故の連絡員と連絡方法を決めて、緊急事態や突発的状況を直ちに相互に通報する制度を復活させるべきだ。両会の関係者が恒常的に相互訪問すること、積極的に両岸の業務主管官庁の担当者を両会の名で相互訪問させることに同意する。両岸の経済・貿易と文化交流に共に参画し、これを共に推進し、海基会の董事、監事と海協会の理事の相互訪問を検討・協議、計画し、両会がより一層タイムリーでスムーズな意思疎通のパイプと連絡の仕組みをつくることに同意する。

 江董事長は両会が年度内に協議する議題について提案し、貨物チャーター便の運航、旅客チャーター便の拡大、両岸の海運直航便などを挙げた。陳会長は次のように表明した。江董事長が示した議題を重視し、海基会の意見を真剣に検討したい。また双方がともに努力し、積極的に条件をつくり、両岸民衆の要求の軽重緩急と条件の成熟状況をみて、今後の両会協議の議題と段取りについて早期に手配することを希望する。

 江董事長は陳会長が年内に台湾を訪問するよう招請した。陳会長は謝意を表明し、招請を受諾した。

 (北京6月12日発新華社)

 

 

 

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