| 李肇星外相、中国の外交活動と国際問題について内外記者の質問に答える |
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| 2006/03/08 |
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第10期全国人民代表大会(全人代)第4回会議は3月7日午後、人民大会堂で記者会見を行い、李肇星外交部長が姜恩柱大会報道官の招きを受けて、中国の外交活動と国際・地域問題について内外記者の質問に答えた。冒頭発言と中日関係についての一問一答は次の通り。 温家宝首相は全人代会議の政府活動報告の中で、わが国の対外政策を全面的に説明した。われわれは引き続き胡錦涛主席が強調した人民のための執政(政権担当、運営)の思想を貫き、独立自主の平和外交政策を堅持し、国際社会とともに、世界平和を守り、共同の発展をはかり、互恵協力を強化し、人類の進歩を促進するために力を尽くす。以下皆さんの質問に答えたい。 NHK記者:北京で開かれていた日中間の東海石油・ガス田に関する協議が本日終了した。中国政府はどのような提案をしたのか。この問題をどのように解決するつもりか。また、中日両国間には多くの問題が存在している。両国外相の会談についてどのように考えておられるか。 李肇星:中日両国は近隣であり、中国人民は日本人民と子々孫々友好を続けることを願っている。現在、両国の政治関係が困難に直面している根源は、日本のごく少数の指導者がいまだに、侵略戦争を起こし指揮したA級戦犯の亡霊を拝んでいることにある。日本の指導者はこれ以上、中国人民はじめ侵略戦争の被害国人民の感情を傷つけるようなことをすべきではない。これは非常に厳粛な問題である。日本の現職の指導者がいまだにA級戦犯の亡霊を拝んでいることを、中国人民が受け入れられないだけでなく、その他多くの国の人民も受け入れられない。ドイツのある高官は私にこう語った。日本の指導者がなぜこうしたこと、こうした愚かなこと、不道徳なことをするのか、ドイツ人も理解できない。彼らはこう言っている。第二次大戦後、ヒトラーやナチスに対する崇拝を表明したドイツの指導者はいない。どんなことをしても、ナチスに殺された人を生き返らせることはできないが、少なくとも犠牲者の子孫の感情を傷つけるようなことはすべきでない、と。米国の高官は私に、米国国民も1941年12月7日に起きたことを忘れていないと語った。あるマレーシアの友人は私に、日本の侵略者は真珠湾を空襲した同じ日に、マラッカを空襲し、罪のない大勢の市民を死傷させたと語った。こうした例は非常に多く、私が3時間しゃべっても話しきれない。このような情報を視聴者に伝えていただきたい。 日本との善隣友好協力を発展させるという中国の基本方針は変わっていない。中国は引き続き、胡錦涛主席が昨年4月23日にジャカルタで示した五つの主張に従って、中日関係の改善と発展のために積極的に努力する。すなわち第1に、中日間の3つの政治文書を厳守し、実際行動で21世紀に向けた中日友好協力関係の発展のために力を尽くす。第2に、「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」ことを確実に堅持する。日本は厳粛かつ慎重な態度で歴史問題をよく処理しなければならない。第3に、台湾問題を正しく処理する。日本は台湾問題に対する約束を実際行動で示さなければならない。第4に、対話と平等な話し合いを通じて、中日間の意見の食い違いを適切に処理する。第5に、双方の幅広い分野の交流と協力を強化し、民間友好往来を強化する。 ▽もう一点強調したい。歴史問題において、中国人民は被害者であるということだ。現在、大事なことは日本のごく少数の指導者が十分な誠意と勇気をもって、自らの間違った行動を正すことである。 ▽東海問題に関してだが、中国側の開発活動は中日双方の係争のない中国近海で行われている。中日両国間には東海問題をめぐって意見の食い違いがあり、これは客観的事実である。だが双方とも交渉を通じて食い違いを解決し、協力を探りたいと表明している。中国外交部アジア局の胡正躍局長と日本外務省アジア大洋州局の佐々江賢一郎局長はきょう北京で第4回中日東海問題協議を終えたばかりだ。今回の協議は実務的、建設的なもので、双方は次回の協議をできるだけ早く行うことで合意している。
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