| 国務院常務会議 今後のインフル対策で10項目の取り組み |
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温家宝首相は5日、国務院常務会議を招集した。会議でこれまでのA型H1N1インフルエンザ(新型インフルエンザ)予防対策に関する報告が行われ、今後の一層の措置について検討、手配が行われた。 会議で次のように指摘された。この1週間、各地域、各省庁はA型H1N1インフルエンザ予防強化に関する党中央と国務院の手配を真剣に貫き、実行に移し、対策を着実に進めている。合同予防対策の仕組みを迅速に確立し、出入国の人、貨物、交通手段に対する検査検疫を厳格に行い、人と豚・鳥のインフルエンザ感染監視を強化している。医療救助の準備と緊急物資の生産・備蓄に積極的に取り組み、力を集中してスピード診断試薬を開発し、突発的事態に積極的に対処している。実践で証明されているように、わが国の予防措置は迅速、強力で、秩序があり、効果的なものである。 会議で次のように強調された。現在、A型H1N1インフルエンザ感染予防対策は正念場を迎えている。国外の感染は20余カ国・地域に広がり、わが国は依然として感染の危険に直面しており、警戒心を高めるべきで、決して油断してはならない。各地域・各省庁は中央の手配に従い、引き続き気を緩めることなく予防対策に取り組まなければならない。 会議では今後一層急ぐべき重点として、次の10項目が指摘された。 1、引き続き出入国検査検疫を強化する。今回の感染発生は国外であり、現在第一に重要な対策は法律に基づいて入国検疫のチェックを厳しくすることである。感染国・地域からの入国者に対しては厳格な医学検査と医学追跡調査を実施し、これら地域からの交通輸送手段と貨物に対して消毒などの衛生検疫処理を厳格に実施し、諸措置をきめ細かく実行し、いかなる手抜かりもあってはならない。 2、感染監視報告を強化する。感染ゼロでも報告する制度を厳格に実施し、感染が見つかれば、迅速かつ正確に報告しなければならず、報告が遅れたり、うその報告をしたり、報告に遺漏があったりすることは決して許されない。 3、医療手当ての準備を急ぐ。各地は専門の感染者収容病院を指定し、感染者が見つかったときには迅速に隔離、検査、診断、治療を行えるようにする。 4、緊急物資の生産と備蓄をしっかり行う。検査検疫設備、防護防疫用品、有効な抗ウイルス薬、臨床治療器具などの生産と備蓄を進め、緊急事態に備える。 5、予防技術の研究を積極的に進める。力を集中してA型H1N1インフルエンザの発病の機序、監視技術、ワクチン開発、臨床診断治療、有効な抗ウイルス薬などの研究を急ぎ、早期の新たな成果を目指す。予防対策で漢方薬の役割を重視する。 6、関係の国、国際機関との協力を強め、香港マカオ台湾との協力の仕組みを積極的に確立し、研究、予防技術、情報交換などの協力を進め、援助を必要としている国と地域に資金、物資、技術の支援を行う。 7、豚・鳥などの動物インフルエンザに対する監視と予防に取り組む。豚・鳥の飼育集中地区と飼育場、食肉処理場、取引市場などに対して、動物インフルエンザ感染監視・調査を集中的に実施し、検疫監視を厳格にする。 8、予防対策を保障するため、中央は財政から50億元(1元=約14円)の特別資金を手当てする。地方の各級財政も特別資金を出さなければならない。 9、広報・教育と情報公開を強化する。伝染病に関する科学知識の普及に力を入れ、広範な大衆にA型H1N1インフルエンザは予防、抑制、治療できることを伝え、人々の疑問をすみやかに解消する。厳格な情報公開・発表制度を確立し、迅速かつ正確に国内外の最新感染情報を発表し、予防活動の透明性を高め、世論を正しく導く。 10、愛国衛生運動を進め、国民が体を鍛え、体力の向上をはかり、よい衛生習慣を身につけるよう提唱する。 会議で次のように強調された。各地域、各省庁は指導を確実に強化し、統一的に計画、全般的に配慮し、合理的に手配し、各方面の対策に取り組まなければならない。今年の経済運営に関する中央の手配と配置を全面的に貫き、社会の正常な生産・生活秩序を守り、経済の安定した比較的速い発展と社会の調和・安定をはからなければならない。 (北京5月5日発新華社) |