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北京などのホウレンソウからヨウ素131検出衛生部発表
2011/04/08
 

 中国衛生部は6日「北京、天津、河南の露地栽培ホウレンソウからヨウ素131が検出された。水洗いをすれば、野菜の表面に付着した放射性物質を効果的に減らすことができる。食品に含まれる微量の放射性物質が住民の健康に影響を与えることはなく、防護措置をとる必要はない」と発表した。

 衛生部は5日、北京、天津、河南地区の露地栽培ホウレンソウから微量ヨウ素131を検出した。含有量は1キロあたり1~3ベクレル(Bq)で、検出されたヨウ素131が微量であるため、住民の健康に影響を与えることはない。

 観測の対象をホウレンソウにしぼった理由について、衛生部は次のように説明した。これまでの原発事故による野菜放射能汚染観測の経験が示しているように、表面に小さな毛のある露地栽培野生には、大気中から落下する放射性物質が付着しやすい。そのため、ホウレンソウを観測すれば、野菜が放射能に汚染されているか否かをかなり早い段階で発見できる。実践が証明しているように、水洗いをすれば、野菜表面に付着した放射性物質を効果的に減らすことができる。

 さらに次のように説明した。大気中の放射性物質は最終的に地上に落下する。大気中の放射性物質が極めて微量であるため、野菜の放射能汚染を検出することは難しい。最近、北京などに小雨が降った。この降雨が大気中の放射性物質の落下を速めた。小雨だったため、ホウレンソウの表面に付着していた放射性物質が洗い流されることはなかった。そのため、ホウレンソウのサンプルから微量のヨウ素131が検出された。

 衛生部は3月11日に福島原子力発電所で事故が起きた直後、食品や飲料水の観測を始める準備を整えるよう東北地区と沿海地区の関係機関に指示を出した。中国疾病予防対策センターは衛生部の指示を踏まえて訓練技術計画をまとめ、関係機関のスタッフに対する技術訓練を行った。大気中からヨウ素131を検出したとの国家原発事故緊急対応調整委員会の26日の発表を受け、衛生部は中国疾病予防対策センターに委託し、遼寧、河北、江蘇、浙江、北京、上海、広東、山東など14の一級行政区で、食品と飲料水の放射能汚染に関する観測を始めた。

 降雨量の増加にともない、食品と水の放射能汚染は一段と深刻化するのではないかとの疑問について、衛生部は次のように説明した。大気中の放射性物質の濃度は、福島原発から放出される放射性物質の量と持続時間および、気象条件によって決まる。降雨時間と降雨量は、野菜の放射能汚染レベルに直接影響を与える。

 衛生部は次のように述べた。食品に含まれる放射性物質は微量で、住民の健康に影響を与えることはなく、防護措置をとる必要はない。政府関係部門は、放射能汚染の状況を適時発表していく。

(北京4月6日発新華社)

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