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両会,実務的・節約の気風が定着
2015/03/12

    「計画報告書にはまだ、修正したい部分がある」。7日昼頃、湖北代表団の全体会議が終わった後、省発展改革委員会主任の李楽成・全国人民代表は、国家発展改革委員会の3人の代表者を引き止めた。李楽成代表は報告書を開くと、赤ペンで示した修正箇所を指さして語り続けた。人民日報が伝えた。

    今年の両会では、こんな真剣な審議や討論が当たり前の光景となっている。グループ別討論では参加者が具体的な問題について熱く議論し、観点が対立し、時には進行役が割って入る。今回の両会からは、実務的、真剣、制度的制約、節約徹底などのキーワードが思い浮かぶが、中国の現在の政治環境を反映するキーワードでもある。

    全人代は今年、会議の気風を改める18カ条の具体的措置を示した。「記念品は贈らず、受け取らない」「お互いに宴会に招き合ったりしない」「発言は実務的にする」などが盛り込まれた。全国政治協商会議も同様に気風改善の17カ条の措置を示した。こちらには「会議規律の厳格化」「会場配置の簡素化」「車両管理の強化」「食事基準の厳格化」などが盛り込まれた。こうした措置は、会議の気風を改める根拠として働いている。

    環境保護・節約の方針は両会で定着しており、今年も例外ではない。開催コストの節約を徹底するため、今年は会議資料の多くがネットで閲覧可能となった。オンライン閲読を選択した会議参加者には、紙の資料は配らないこととなった。

    人々が関心を寄せる参加者の食事やホテルも、今年はさらに質素になった。2代表団を受け入れている西直門賓館の高麗峰・副総経理(副社長)は、「今年はボトルのミネラルウォーターの提供が廃止された。会場にはお茶用のカップが用意されており、部屋にはお湯がある」。高氏によると、ホテルのレストランは毎日、人数分だけ食事を提供し、その量も例年より20%少ない。

    北京市のタクシー運転手の聶玉明さんは、今年の両会では突飛な話はあまり聞かれず、「煙霧対策」「社会保障向け住宅の建設」「税収法定原則」など一般市民に直接かかわりのあるトピックが話し合われていると考えている。「両会と自分たちの距離がぐっと縮まったと感じている」

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