中国国防部の楊宇軍報道官は26日の定例記者会見で、日本は軍事分野のいかなる政策調整も隣国の主権と安全面の利益を損なってはならないと強調した。
安倍首相の集団的自衛権解禁を進める行動がエスカレートし、シンクタンクが17日、与党協議会に決議案文を提出したとの報道について、コメントを求められて答えたもので、楊報道官は次のように述べた。
▽日本の軍事・安全保障政策調整の問題について、中国は何度も立場を表明している。日本は軍事分野のいかなる政策調整も隣国の主権と安全面の利益を損なってはならない。
▽「前のことを忘れず、後の戒めとする」ことをあらためて強調したい。歴史を直視しなければ、同じ轍を踏む可能性がある。
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