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「日中関係を新たな段階に高めたい」 福田首相、新華社などの取材に語る
2007/12/26

 

 訪中を間近にした福田康夫首相は25日夜、首相官邸で新華社など駐日中国メディア3社のインタビューに応じた。福田首相は、日中両国関係の発展を一層促し、来年を日中関係の飛躍の年にし、両国関係を新たな段階に高めることを希望していると表明し、次のように述べた。

▽日中国交正常化35周年という記念すべき年に訪中できることを喜んでいる。滞在中、胡錦涛国家主席、温家宝首相ら中国の指導者と会談し、戦略的互恵関係構築の内容や双方の協力を通じて両国および地域に貢献する問題などについて具体的に協議する。

▽現在、日中両国間で毎年約500万人が行き来し、両国の交流拡大、相互理解の増進が友好関係を固めるのに役立っている。良好な日中関係は両国に有利なだけでなく、アジア太平洋地域の平和と繁栄にとっても非常に重要である。日中両国民は地域に対して重大な責任を負っており、この責任を果たすため共に努力しなければならない。

▽(現在の日中関係とどのように戦略的互恵関係を築くかについて)安倍前首相の昨年10月の訪中、温家宝首相の今年4月の訪日によって、日中関係は現在、順調に発展している。両国間の戦略的互恵関係の内容を一層具体化するため、両国指導者は相互訪問を続け、信頼関係を築くことが非常に重要である。中国の指導者と日中関係の将来や東中国海の資源開発などの問題および朝鮮問題、気候変動など共に直面する課題について話し合う。日中協力は両国だけに目を向けるだけでなく、地域と世界の安定・発展に対応するため貢献しなければならない。

▽(環境保護とエネルギー分野の協力について)環境とエネルギーは日中両国の重要な協力分野である。省エネと環境改善の面で、日本は自らの技術、知識、経験を生かし、政府と民間が共に努力して、火力発電所の効率向上、水質汚染の防止、循環型経済の支援などで協力する。

▽日本は過去の歴史を謙虚に扱い、引き続き平和国家の道を歩み、それを踏まえて未来志向の日中関係を発展させる。このため政府は現在、両国の相互理解と信頼を一層増進するため努力している。今年は「日中文化・スポーツ交流年」で、9月には北京で「中日民間文化フェスティバル」が開かれるなど一連のイベントが行われた。来年は「日中平和友好条約」締結30周年で、両国は来年を「日中青少年友好交流年」とすることで一致している。来年が日中関係の飛躍の年となるよう期待している。

▽(中国の経済発展について)中国の経済発展は日本と国際社会にとって良いチャンスであり、日本の経済発展にとっても非常に重要である。日中両国間の相互補完関係はますます深まり、現在、互いにとって不可欠な状況に至っている。中国は日本の最大の貿易パートナーであり、日本は最大の対中投資国である。日中両国は国際社会に非常に大きな影響力をもっており、両国が経済分野の交流と協力を一層強化することは、両国経済の健全な発展およびアジアと世界の安定・発展にとって非常に重要である。

▽今回の訪中で天津と孔子の故郷、曲阜を訪れる。天津市は現在、中国の発展の重点地区であり、日本との経済関係が緊密で、中国の発展状況を身近に感じたいと思っている。孔子の儒教は日本を含む東アジア各国に大きな影響を与えた。外交を展開するうえで、相手国の歴史と文化および双方の交流の歴史を理解しなければならない。こうした姿勢でアジア外交を積極的に展開したい。

▽中国の発展は日本と国際社会にとってチャンスである。日中関係の良好な発展は日中両国と両国民およびアジアと世界にとって非常に重要である。日本はこの基本的認識にたって、相互理解・信頼を基礎にした未来志向の日中関係を一層発展させることを願っている。このため両国の各分野、各レベルの対話と交流の促進、特に両国の未来を担う青少年の交流促進を願っている。

(東京07年12月25日発新華社)

 

 

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