| 胡錦涛国家主席が演説 APEC非公式首脳会合 |
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| 2005/11/19 |
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)の第3回非公式首脳会合が18日、韓国南部の港湾都市釜山で開催され、中国の胡錦涛国家主席が第1段階の会合に出席、重要演説を行った。その後、胡主席はAPECメンバー首脳と一緒にAPEC商工諮問理事会の代表との対話に参加した。 第1段階の会合は釜山会議展覧センターで開催された。現地時間午後1時30分から、APECメンバー首脳が相次いで会議展覧センターに到着し、入口で出迎えた主催国韓国の盧武鉉大統領が一人ひとりと握手し、あいさつを交わした。 非公式首脳会合はAPECの最高級の会議で、1993年以降、毎年開催されている。第1段階会合のテーマは、貿易経済協力。盧大統領の要請により、胡主席が最初に発言、APECのメンバーが協力を深め、アジア太平洋地域と世界の調和のとれた未来を築くための構想を明らかにした。 胡錦涛主席は次のように指摘した。世界経済は今年も好調な成長を続けており、特にアジア太平洋地域の経済は好調だ。しかし、世界経済と地域経済の成長は不安定要因も抱えており、我々は共同で対応しなければならない。胡主席は以下の3つの側面から協力を重点的に進めるよう提案した。 1、手を携え、努力を重ね、世界経済の成長不均衡問題に効果的に対応する。経済グローバル化のプロセスにおいて、かなり多くの発展途上国が辺縁化の危機に直面し、経済成長が直面する困難は深刻化している。経済成長不均衡問題を解決するには、各メンバーが責任を共同で負う原則を守り、政策対話と協調を強化し、共同で行動をとる必要がある。先進国メンバーは、途上国メンバーに援助を提供し、途上国メンバーが発展を加速するのを支援すべきだ。世界経済の成長不均衡問題に対応するには、各メンバーが公平で調和のとれた開放的な国際経済環境を共同で整える必要がある。広く認められた国際ルールに基づき、相互理解と互譲の精神に沿い、対話と協議を通じて、意見の食い違いを解決する道をさぐるべきだ。 2、共通認識を結集し、多角的貿易体制の健全な発展を共同で促進する。多角的貿易体制の発展は重要な時期を迎えている。我々は誠意を示し、柔軟で実務的な姿勢をとり、共通認識を拡大し、約束を実行に移し、意見の食い違いを縮め、中国の香港で開催される第6回世界貿易機関(WTO)閣僚会議が成果を収めるようにすべきだ。我々はWTOのルールにかなった自由貿易協定(FTA)を奨励し、2国間の経済協力と地域的な経済協力および、多角的貿易体制の調和のとれた発展を推進すべきだ。 3、協調を強化し、ホットな問題に対応するための共同行動をとる。高値で推移する国際市場の原油価格は、世界経済の発展、特に途上国経済の発展に不利な影響をもたらしている。津波やハリケーンなどの自然災害の頻発は、被災国に大きな損失をもたらしている。続発する鳥インフルエンザは、地域の関係国に深刻な危害をもたらしている。このような問題が発生する原因と問題がもたらす影響は国境を越えたもので、各メンバーは共同行動をとり、効果的に対応する必要がある。各メンバーと協力し、危機を防止、危機に対応する地域の能力を高めていきたい。 胡主席はさらに、次のように指摘した。 ▽APECは1994年、ボゴール目標を確定した。この目標はアジア太平洋という大家庭を建設するうえでの重要な一里塚である。予定通りボゴール目標を達成することは、メンバー間の経済的格差を縮小し、共同の発展と繁栄を実現することにとって重要な意味をもっており、APECの将来にかかわっている。目標を達成するには、3つの関係を適切に処理する必要がある。1、市場開放拡大と経済技術協力深化の関係を適切に処理する。市場開放と経済技術協力は、地域の経済成長を促進するための重要な手段であり、相互促進を進めるべきで、片手落ちになってはならない。2、経済協力強化と安全保障協力推進の関係を適切に処理する。我々はAPECがアジア太平洋地域の経済と貿易の安全保障の要請に基づいて、テロ取り締まり分野で必要な活動を展開するのを支持する。だが、この協力は支援と補足のためのもので、経済協力というテーマに干渉すべきではない、と我々は考えている。各メンバーの関心事に十分に配慮し、敏感な問題を適切に処理することも必要だ。3、共通認識の実施と新たな協力分野の開拓の関係を適切に処理する。まず、これまでの約束を実行に移し、ボゴール目標を断固として推進すると同時に、世界と地域の経済環境の変化に適応して、防災・衛生・腐敗取り締まり分野の協力を進めるとともに、貿易協力と投資協力を拡大するための新しいチャンネルと分野をさぐる必要がある。 ▽APECは今年、自らを改革するための一連の措置を講じた。これらの措置はAPECの今後の発展にとって積極的な意味をもっている。各メンバーが協議一致と自由意志の原則を堅持し、互恵の協力を深め、APEC発展のための活力を注入するよう希望する。 胡主席の演説は、会議に出席した各メンバー首脳から積極的に評価された。 その他メンバーの首脳も会議で演説した。 第1段階の会合が終了した後、胡主席はメンバー首脳とAPEC商工諮問理事会の代表による対話に出席し、自由貿易発展の方向、中国とチリのFTA、貿易円滑化、鳥インフルエンザ問題などについて、ビジネス界代表の質問に答えた。 胡主席は同日夜、盧大統領がAPECメンバー首脳のために開いた歓迎宴に出席した。 (釜山11月18日発新華社)
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