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角田参院副議長、父親の生前の願い果たす 天津に中日友好の先駆者訪ねる
2005/11/16

 

 日本の角田義一参議院副議長は15日午前、父親・儀平治氏の生前の願いを果たすため天津市を訪れ、元中国人民世界平和擁護委員会天津分会副主席の羅雲さん(87)と会った。

 角田副議長は羅さんの手を握りながら、「きょう、あなたに会え、父の長年の願いがついにかない、非常に喜んでいる。あなたが日中友好関係のために貢献したことを感謝している」と述べた。

 1960年に儀平治氏は群馬県日中友好協会会長として代表団を率いて訪中し、同天津分会との間で共同声明に調印した。これは中日両国の民間地方友好交流の先駆けとなった。4年後、当時、天津分会副主席だった羅雲氏が代表団を率いて訪日し、1カ月間、地元では中国ブームが起きた。このとき、儀平治氏は羅さんと厚い友情を結んだ。

 40年余りが過ぎ、儀平治氏は他界したが、生前、羅さんとの再会を願っていた。

 義一氏は「今回、中国を訪れる前に父の墓参りをした。父に代わって羅さんと会い、父の願いをかなえることができてうれしい」と語った。

 また羅さんに次のように述べた。当時はまだ国交が正式に回復しておらず、あなたが代表団を率いて群馬県を訪れたことにわれわれは非常に敬服している。あなたが日中友好に多大な貢献をしたことに感謝している。あなたは日中の友好関係を築いた先駆者だ。

 羅さんは健康状態が以前のようではなく、話をするのに障害があるが、家族が儀平治氏らとの記念写真を見せると、目が少し輝いた。

 羅さんの娘さんは「母は現在、健康状態が良くなく、物忘れがある。孫がわからないこともある。日本を訪問したことを覚えていないが、群馬県のことはまだ覚えていて、写真に写っている日本の友人を見分けることができる」と語った。

 角田氏は、必ず先駆者の意志を継ぎ、日中友好関係のために努力を続けたいと述べた。

 角田氏を案内して羅さんを訪ねた全国人民代表大会(全人代)常務委副秘書長で全人代中日友好小組主席の王雲竜氏は「角田義一氏の父と羅さんは困難な状況の中で、中日両国人民の友好のために苦しい努力を続けた。中日国交正常化と両国人民の友好に貢献したこうした先輩を子々孫々忘れず、中日友好事業に努めなければならない」と語った。

 角田氏は全人代常務委員会の招きで代表団を率いて14日から18日までの予定で公式友好訪問している。

 (天津11月15日発新華社)

 



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