ホームページ 大使館案内 中日関係 経済協力 科学技術協力 文化交流 領事業務 教育と留学生交流 中国紹介 メディア案内 中国出入国関連情報 日本見聞
旧日本軍の犯罪行為謝罪の旅 日本人僧侶岩田氏、今回は吉林省へ
2006/05/11

 

 旧日本軍の中国での犯罪行為を謝罪する旅を続けている僧侶岩田隆造氏(70歳)が、8日から吉林省長春市、吉林市などの抗日記念館を訪れて祈禱を行い、日本の侵略で被害を受けた中国人民に謝罪するとともに、3日間の断食を行って、贖罪の気持ちを表明する。

 東京・山妙法寺の僧侶である岩田氏は、これまでに北京、天津、上海、武漢、西安、洛陽などを訪れ、謝罪の祈禱を行ってきた。

 8日午前10時過ぎ、「万人坑」と呼ばれる吉林省吉林市労工(労務者)記念館の遺骨ホールを訪れた岩田氏は、館内に陳列された白骨の前で、靴を脱いて跪き、焼香し、木魚をたたきながら約30分間にわたって読経を行った。

 黄色の袈裟を身につけた岩田氏の両側には「謝罪」の2文字が書かれた黄色と緑の布袋が置かれていた。

 岩田氏は「かつて日本の侵略で被害を受けた中国人民に実際行動をもって謝罪したい。日本軍国主義の暴行を受けた人とその子孫に『申し訳ありませんでした』と言いたい」と語った。

 岩田氏は長崎の十八銀行に勤務していたが、45歳で出家した。岩田氏は中国人記者に「高校のころ、第二次世界大戦で日本軍の侵略を受けた中国、韓国などアジア人民への懺悔の思いが高まった。そのころ、ある若い歴史の教師が教室でテーブルを叩きながら、日本軍が第二次世界大戦中にアジア人民に対して犯した犯罪行為を非難していた」と話した。

 岩田氏は「先生は、日本人は被害を受けた国の人民にお詫びすべきだと語っていた。歴史の先生は私に大きな影響を与えた。私は第二次世界大戦当時、日本軍が行った犯罪行為を知ることになり、歴史の真相を知ることになり、世界平和こそが人民にとっての幸福であることを認識するようになった」と語った。

 2005年8月15日の抗日戦争60周年にあたり、岩田氏は初めて自費で中国を訪れ、北京、天津、南京、上海などをまわった。南京大虐殺記念館で、岩田氏は跪いて泣きながら懺悔した。今年4月、岩田氏は再度中国を訪れた。今回の旅は2カ月を予定している。

 岩田氏は「昨年、私が中国で最初に訪れたのは北京で、その時は外へでる勇気がなく、室内で密かに祈禱を行うだけだった。その後、マスコミが私のことを報道すると、人々はとても親切にしてくれた。中国人民の善意と友愛は、私にとって予想外のことだった」と語った。

 (北京5月8日発新華社)

 

推荐给朋友
  印刷 全文印刷