ホームページ 大使館案内 中日関係 経済協力 科学技術協力 文化交流 領事業務 教育と留学生交流 中国紹介 メディア案内 中国出入国関連情報 日本見聞
程永華駐日大使,陜西,重慶,湖北を視察
2011/12/09
 

 休暇で帰国中の程永華大使は、11月29日から12月4日まで陜西省、重慶市、湖北省で視察と調査研究を行った。そして中・西部地域と日本の交流を増やし、経済・貿易分野の協力を深めることを重点に、地元側と意見を交換した。

 陜西滞在中、程大使は西安高新技術産業開発区を視察した。西安は中国の重要な科学研究、高等教育、ハイテク産業拠点。同開発区は1991年の設置以来、総合的科学技術の強みと基幹産業の強みを生かし、体制刷新と技術革新を通して、通信、PV〈太陽光発電〉と半導体照明、電力設備とエネルギー技術、電子デバイス、自動車、ソフトウエア、バイオ医薬品、近代的サービス業などの主導産業を作り上げた。運営の仕組みは先進的で能率が高く、技術革新の成果が著しい。2010年末までに、米国、日本、ドイツ、シンガポールなど30カ国・地域の企業が開発区で計971社の外資系企業を設立している。

 陜西省の婁勤倹副省長は程大使に次のように説明した。西安高新開発区の発展の道筋は、科学的発展、持続可能な発展を中心にし、企業誘致・資本導入で発展を促進し、優秀な人材によって発展を誘導し、環境保護によって発展を保障するというものだ。陝西省は日本との友好交流を非常に重視し、日本との技術・経済協力の一層の強化を願い、今後もっと多くの日本企業が陜西に投資するよう期待している。

 程大使は当面の中日関係の情勢と経済・貿易分野の中日協力の最新の状況を説明し、次のように語った。陜西は厚い文化的蓄積と長い歴史的伝統をもつと同時に、人材資源が豊富で、総合的科学技術と基幹産業の実力が強い優位性をもっている。日本の経済界も中国中・西部開発への参加を非常に重視しており、双方は相互補完によって、新しい協力分野をたえず模索し、協力の水準を高めることができる。

    

 重慶訪問中、程永華大使は両江新区を重点的に見学した。ここは中国の内陸地区で唯一の国家級開発開放新区で、上海浦東新区、天津浜海新区に続いて、国務院が直接認可した3番目の国家級開発開放新区である。重慶両江新区は、交通・物流の便利さ、産業基盤の良さ、総合的機能の完備、発展の余地の大きさ、〈土地、労働力など〉生産要素のコストの安さ、政策環境の緩やかさという6大優位性を備えている。すでに世界の大企業500社に入る60社余りが70余りのプロジェクトに投資している。童小平副市長は程永華大使に、次のように説明した。重慶の外資誘致の5大優位性は土地コスト、労働力コスト、エネルギーコスト、資金調達コストの低さである。重慶市はいま、両江新区の中で10平方㌔を切り開いて、中日産業基地をつくる計画を進めている。

 程大使は、日本の3・11地震の震災復興の最新の状況と関連させながら、重慶市が日本との経済・貿易分野の協力を一段と強めるうえでの優位性と見通しについて分析、次のように指摘した。重慶市はこれまでの優れた条件を生かして、すでにスズキ、いすゞ、ヤマハ、住友化学など400社余りの日本企業を誘致している。日本の政府と経済界は重慶両江新区の建設を非常に重視し、重慶との協力をさらに進める意向をもっている。両江新区中日産業基地の建設は、重慶と日本の協力の新たな原動力になるだろう。双方はもっと強力に推進力し、来年の中日国交正常化40周年に具体的成果を収めることをめざすべきだ。

    

 湖北滞在中、程永華大使は宜昌市の三峡ダムと武漢市の経済、科学技術、文化の状況を視察した。王国生省長が程大使と会見し、複数分野で日本との実務協力を強化する構想について詳細に説明した。第一に日本産業パークを設立し、産業パークのインフラ整備にしっかり取り組み、日本向けの企業誘致産業政策を特別に定め、最良のサービスを提供して、湖北に進出する日本企業のために受け皿をしっかり用意する。第二に湖北省の豊富な観光資源を積極的に紹介し、日本人の興味に合わせて、長江三峡に代表される自然山水、荊州の古城、赤壁の古戦場、襄陽の古隆中に代表される三国文化、武当山に代表される世界文化遺産、神農架に代表される原始生態などのゴールデン観光コースを用意し、より多くの観光客を湖北に呼び込む。第三に日本の産業移転の状況と湖北省の産業の状況に合わせて、自動車部品、電子・情報及び家電、交通・物流などの分野の企業を重点的に誘致する。

 程永華大使は次のように述べた。湖北省には日本への観光売り出し面で独特の強みがある。三国志演義は日本人になじみが深く、三峡に代表される自然の山水も大きな魅力だ。それだけでなく、湖北省は中部台頭の中心的位置にあり、経済成長が速い。日本は湖北の対外経済・貿易協力の重点で、その比重が大きい。程大使は湖北省が来年の中日国交正常化40周年を軸に、日本との一層豊富多彩な交流活動を繰り広げ、武漢での「さくら祭り」を成功させるよう、そしてもう一つ階段を登り、湖北省と日本の友好交流を新たな水準に引き上げるよう希望した。

  

(完)

推荐给朋友
  印刷 全文印刷