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中国チベット学者活仏代表団が東京で各界と交流
2011/09/05
 

 中国チベット学研究センターの鄭堆・副総幹事長、活仏のダジャ・ダンゾングリエ・チベット仏教協会副会長が率いる中国チベット学者活仏代表団は8月30日から9月1日まで東京を訪問した。

 8月30日、程永華駐日大使は大使館で代表団一行と会見した。程大使は代表団の訪日を歓迎し、代表団が日本各界の人々と幅広く接触し、日本社会にチベットやチベット学、チベット仏教を積極的に紹介し、中日両国のチベット学界、宗教学界の交流を深め、日本国民のチベットに対する理解と認識を増進することに期待を表明した。

    

 8月31日、代表団は招かれて大使館主催の記者会見に出席し、中国チベットの発展やチベット仏教の保護状況について記者団の質問に答えた。

 鄭氏はまず中国チベット学研究センターの状況を簡単に紹介するとともに、中日の文化交流は緊密で、代表団は日本各界と交流し、胸襟を開いて意見交換し、相互理解と友誼を増進する機会を得たことを非常に喜んでいると述べた。ダンゾングリエ氏はチベット仏教の現状とチベット仏教協会の基本的状況を簡単に紹介し、次のように述べた。チベットには現在1700余りの寺院があり、4万6000人余りの僧侶、500人余りの活仏がおり、そのうち1980年以降の新たな転生霊童は51人となっている。近年、政府は1億元(1元=約12円)余りの資金を投じ、チベット仏教学院を建てた。2005年からこれまでにチベット仏教の最高学位ゲシェを取得したラマは59人となった。チベット仏教協会は1956年に設立され、信徒の要望にこたえ、チベットの宗教事務を管理することが主な任務となっている。協会は比較的大きな寺院に経文を学ぶ班を設け、「大蔵経」彫刻班、「大蔵経」丹珠爾(テンギュル)彫刻班、甘珠爾(カンギュル)印経院をつくり、チベット仏教に関する刊行物を毎年定期的に刊行し、寺院の歴史や宗教の基礎知識を紹介している。チベット仏教はチベットで非常によく伝承されている。

    

 ダライと「チベット亡命政府」について、鄭氏は次のように述べた。「チベット亡命政府」はチベット人民の代表でもなく、合法的地位もなく、いかなる国、政府からも認めてられておらず、その存在は違法である。中国中央政府はダライ・ラマの個人的代表との話し合いではダライとその周辺の人たちの将来の問題について話すだけで、いわゆるチベット問題ではない。ロブサン・サンゲが登場して中央政府と話し合いたいと表明したが、なにから話したらいいのだろうか。ダライ集団は祖国を分裂させる陰謀を真に放棄してはじめて前途が開ける。

    

 活仏の転生について、活仏のダンゾングリエ氏と鄭氏はともに次のように指摘した。活仏の転生には儀式のしきたりと歴史的に定められた制度がある。チベットの歴代の転生大活仏はみな中央政府が認定している。ダライはチベット仏教ゲルグ派の大活仏で、ダライの称号自体、中央が賜るものである。歴史的にダライ・ラマはみな中央政府が最終的に確認している。数年前、中国国家宗教局が「チベット仏教活仏転生管理弁法」(規則)を公布しており、いかなる活仏の転生もこれを順守しなければならない。

 四川省のチベット族が多く住む地域で一部僧侶が焼身自殺した問題について、ダンゾングリエ氏は次のように語った。仏教徒は焼身自殺によって自らの宗教信仰や見解を示すべきではない。人生は非常に貴重なもので、来世で成仏できるか否かはその生きる努力にかかっている。仏教徒は焼身自殺や人を害することをすべきではなく、優しい心で人に対し、助けなければならない。

    

 チベットの民族関係について、鄭氏は次のように強調した。中国の「憲法」と「民族区域自治法」に民族関係の処理について明確な規定がある。平等、団結、共同の繁栄が民族関係を処理する基本国策で、中央は教育、医療、インフラなどの面で少数民族地域に対し優遇政策をとっている。チベットの各民族の間の行き来には長い歴史があり、最も古くは唐代までさかのぼることができる。現在、チベット自治区の各民族は仲良くしている。チベットの発展における問題をみな民族間の矛盾に帰結させるべきではない。

 代表団は滞在中、日本の国会議員と懇談し、中国人留学生と交流し、日中友好宗教者懇話会、横浜華僑総会を訪れた。率直で誠実な交流を通じ、チベットの歴史、現状、民族・宗教政策とチベット平和解放から60年の経済・社会発展の成果を積極的に紹介した。

    

 交流に参加した日本各界の人々は、相互交流を通じ、チベットとチベット仏教に対する理解を深めたとし、今後、チベットに行って、その発展と変化を見る機会があることを希望した。

 代表団一行は名古屋、京都、大阪も訪れる。中国チベット学者活仏代表団の訪日はこれが2回目である。

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