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抗日戦争勝利70周年記念レセプションにおける程永華大使のあいさつ
2015/09/01

    来賓の皆様、

    本日、われわれはここに、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利70周年を共に記念するため、レセプションを催します。中国大使館を代表しまして、皆様のご臨席に心から歓迎の意を申し上げ、そして中国人民抗日戦争の勝利のため、重要なご支援を提供し、卓越した貢献をされた各国の友人に対し、崇高なる敬意と感謝を申し上げます。この場において、来賓の皆様と共に、あの戦争が残した深い教訓を振り返って総括し、70年前に正義と平和を守るために尊い命をささげた先烈を深くしのび、国際社会の恒久平和の未来を共に展望したいと思います。

    戦争は人類にとって最も恐ろしい災難であります。第二次世界大戦の期間中、全世界において2000万平方キロあまりの土地、80余りの国と地域、およそ20億人が戦火と砲煙に巻き込まれました。第二次世界大戦の東方の主戦場となった中国において、無数の平和兵士と一般民衆が、日本軍国主義が起こした侵略戦争、大虐殺、無差別爆撃、生物化学兵器の攻撃と実験によって尊い命を失い、数万人もの女性が残虐に蹂躙され、たくさんの労働者が日本へ強制連行されて残酷で非人道的な扱いを受けました。これによって、人類の文明史上極めて暗黒の一ページが残されました。

    過去のあの残酷な歳月の中において、全世界の正義の力が一つに団結し、反ファシズム連合を結成し、共に侵略に反抗し、平和への思いを固く守りました。中国人民は強暴を恐れず、日本軍国主義の野蛮な侵略に対して英雄的な戦いを繰り広げ、大きな民族的犠牲を払い、世界反ファシズム戦争の最終的な勝利のために、重要な貢献をしました。70年後の今日、われわれは、平和を愛し、正義を堅持する世界のすべての国々と人民が手を携えて反ファシズム戦争の最終的な勝利を勝ち取り、戦後の平和と国際秩序を共に築き上げ、擁護できたことを、この上のない誇りと光栄を感じています。

    平和は人類の恒久的で不変な追求であり、戦争の残酷さを命がけで体験してはじめて、平和の大切さが分かるようになります。当時あの戦争の砲煙はすでに消え去りましたが、正義と良識が永遠に色あせることはありません。われわれは、誠実と真心に基づき、正義と良識を念入りに守り、70年前に人類が共に経験したあの惨劇をふりかえり、その中から教訓をくみ取り、戦争の悲劇を二度と繰り返さないように堅固な砦を築き上げるべきであります。われわれは、共に英知、勇気と行動をもって、平和の光が永遠にあまねく大地を照らすよう、努力すべきであります。

    当面、世界は太平というわけではありません。世界平和を維持し、共同発展を促進することは依然として、任重くして道遠しであります。中国は平和的発展の理念を積極的に提唱して実践し、共同、総合、協力、持続可能な新たな安全保障観を堅持し、終始して世界の平和と発展を図る責任を担っています。われわれは、隣国に善意で接し、隣国をパートナーとするという方針を堅持し、「親、誠、恵、容」すなわち「親しく接し、誠意を尽くし、互恵に基づき、広く包容する」という理念を掲げ、自らの発展がより一層世界に恩恵をもたらすよう努力し、協力とウィンウィンを核心とする新しいタイプの国際関係を構築することに揺るぎなく力を尽くしていきます。

    日本軍国主義が起こした侵略戦争は、中国とアジアの被害国国民に甚大な災難をもたらしました。過去のあの歴史を正しく認識して取り扱うことは、歴史を銘記し、正義を守るうえで必要なことであり、日本がアジアの隣国との関係改善の重要な基礎であり、未来を切り開くための前提でもあります。われわれは、終始して対日関係の発展を高度に重視し、日本側と手を携えて共に前進し、両国国民の子々孫々までの友好を実現させるために努力したいと思います。まさにそのために、われわれは日本軍国主義者と日本の一般国民を区別し、戦犯と一般兵士を区別して取り扱い、特に戦後処理の問題において世間の人々が想像しがたいほどの大きな度量と寛容を示しました。戦後70年来、両国は隔絶や対立から友好協力に向かい、双方は共に両国関係の長足の発展の中から重要な利益を得ています。われわれは、両国関係が「歴史を鑑とし、未来に向かう」という精神のもとで、長期的かつ安定して健全な発展が実現できるよう、心より期待しております。

    中国は3日後の9月3日に、北京において中国人民抗日戦争と世界反ファシズム戦争勝利70周年の記念行事を盛大に催します。この場をお借りして改めて強調したいと思いますが、中国側が70周年の記念行事を催す目的は、歴史を銘記し、烈士をしのび、平和を大切にし、未来を切り開くためであり、特定の国を標的にするものではなく、今日の日本を標的にするものではなく、日本国民を標的にするものではありません。われわれは、日本を含む国際社会と共に、戦争が残した悲惨な教訓を見つめ、人類の恒久的な平和を構築するために力を尽くすよう希望しております。

    来賓の皆様

    先人が平和を構築して守るために払われた貴重な犠牲をしっかりと心に銘記し、70年前に人類が自らの前途と運命を救った偉大な抗日戦争の中で示した勇気と築き上げた精神、また凝集した力を子々孫々まで伝え、恒久的な平和、共同繁栄の世界を築くため、より大きな力を貢献しましょう。これは、われわれが後世の人として、先人に対するもっともよい記念と慰めであろうと確信しております。

    ご清聴、ありがとうございました。

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