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駐日大使館と日本民間4団体が「七七事変」77周年を共に記念
2014/07/10

 7月7日、駐日中国大使館と日本の民間団体「関東日中平和友好会」、「日中友好8・15の会」、「撫順の奇跡を受け継ぐ会」、「不戦兵士・市民の会」は合同で「七七事変」77周年記念集会を開いた。程永華駐日大使、韓志強公使ら多くの外交官と日本の民間団体の会員200人近くが出席した。

 程大使はあいさつの中で次のように述べた。77年前のきょう、北京郊外の盧溝橋の畔で日本軍国主義は横暴にも全面的中国侵略戦争を起こし、中華民族に深刻な災難をもたらし、また日本人民も深い傷を負うことになった。中国人民は8年間、血を浴びて奮戦し、非常に大きな民族の犠牲を払って日本の侵略者を中国から追い払った。この不幸な歴史は中日関係に深い教訓を残した。「前のことを忘れず、後の戒めとする」である。戦後の中日関係の回復と再建は曲折を繰り返す難しい過程を経たもので、その政治基盤は日本が歴史を深く反省し、戦争責任を明確にすることだ。中国は軍国主義者と広範な日本人民を区別することを一貫して主張し、戦後の一連の重大な問題の処理において日本人民に対する中国人民の寛容と友好を十分示し、日本と共に戦争の教訓を銘記し、悲劇の再演を防ぐ強い願いを示した。

 程大使は日本の関係の民間団体が長年、七七記念の活動を続けていることを評価し、次のように述べた。撫順の奇跡を受け継ぐ会の前身は1957年に設立された中国帰還者連絡会で、当初の会員は撫順と太原の戦犯管理所で教育改造を受けた旧日本軍戦犯だった。中国の寛大な政策で教育改造を受け、心を入れ替え、「鬼」から「人」になる奇跡を実現した。程大使はすでに故人となった2人の日中友好人士、日中友好8・15の会(前身は日中友好元軍人の会)創設者、遠藤三郎氏と日中平和友好会の創設者、林弥一郎氏を偲び、さらに重病となっている関東日中平和友好会の花園昭雄会長に見舞いの意を表した。

 程大使は次のように述べた。近年、中国の急速な経済発展と国力の増強で日本には中国が「国が強くなると必ず覇権を求める」道を歩むのではないかと懸念する人がいる。そうした懸念に習近平主席が最近の重要な演説の中で次のように力強くこたえている。中華民族は歴史的に平和を愛する民族である。苦難を経験した中国人民は平和を大切にしており、自らの悲惨な経験を他の民族に押し付けることは決してない。中国人民は「国が強くなると覇権を求める」というロジックを受け入れない。世界各国人民と仲良く付き合い、調和と発展をはかり、共に平和を求め、守り、共有することを願っている。

 程大使は次のように強調した。歴史的原因で日本の軍事と安全保障面の政策動向に対し、アジアの隣国はずっと高い関心を持っている。一時期から日本の一部政界要人と一部勢力は歴史問題で頻繁にトラブルを起こし、侵略の歴史を否定し、さらには美化し、同時に地域の緊張をつくり出し、軍事と安全保障面で以前にはなかった措置をとり、日本の軍事・安全保障政策を大きく変えている。日本が平和的発展の道を変更するのではないかと疑念を抱かざるを得ない。われわれは日本の一部勢力が下心をもって、いわゆる「中国の脅威」をつくり出し、その政治目的を実現しようとすることに反対する。来年は世界反ファシズム戦争と中国人民抗日戦争の勝利70周年である。中国人民は世界各国人民と共に、この偉大な勝利を共に記念し、やっと得た平和を共に大切にし、守るだろう。

 程大使はみなが今回の記念集会を契機とし、積極的に行動し、両国関係を健全で安定した軌道に乗せるために尽力するよう激励し、「再生の大地」合唱団が撫順の奇跡を永遠に歌い継ぐよう願った。

  

  

 関東日中平和友好会の新宅久夫会長、撫順の奇跡を受け継ぐ会の姫田光義会長、不戦兵士・市民の会の浦田賢治理事ら団体の代表がそれぞれあいさつし、現在の日本の右傾化した政治動向にそろって憂慮を示し、次のように指摘した。日本政府の集団的自衛権解禁が日本国民の警戒を呼んでいる。侵略戦争の歴史的教訓を否定することは許されないし、忘れてもならない。やっと得た平和をより一層大切にしなければならない。民間団体であり、自らの力には限界があるが、草の根の友好活動を続け、誤った歴史観と闘い、正義の力を結集し、中日の民間友好の発展を中断させない。日中友好8・15の会代表幹事で89歳になる沖松信夫氏は自らの戦争体験と結びつけ、あいさつの中で特に次のように強調した。正しい歴史認識がなければ、真の日中友好はありえない。自分はかつて特攻隊員で、1945年8月15日午後3時に特攻の任務のため出撃しようという時に日本の敗戦を迎えた。その後の学習と平和運動の中で戦争の誤りと不正義の性格をさとり、戦争に反対し、日中友好を進める道を歩んでいる。現在、戦争を知る世代が世を去っており、余生は自ら骨身に刻んだ経験を伝え、より多くの人が反戦・平和の精神を伝えていくようにしたい。

 「再生の大地―撫順戦犯管理所」合唱団は記念集会で素晴らしい歌声を披露した。集会は合唱団が「前のことを忘れず、後の戒めとする」を歌う中で終わった。合唱団は2011年に設立されたもので、東京の一般市民50人近くで構成され、教師もタクシードライバーも、盲人など障害者もおり、壇上で日本語と不慣れな中国語で撫順戦犯管理所が「鬼」を「人」に改造した感動的出来事を歌い、歴史を忘れず、犯罪行為を認めるよう呼びかけた。合唱は人々を深く感動させ、涙を流す人もおり、会場の人たちの共感と大きな拍手を受けた。

  

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