| 崔天凱大使の中日共催中国人俘虜殉難者追悼慰霊活動でのあいさつ |
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本日、日中友好宗教者懇話会と中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会の入念な組織と手配の下で、殉難者の遺族および両国の各界の人々がここで中国人俘虜殉難者のために合同追悼慰霊活動を行っている。中国大使館を代表しまた私個人の名で、かつての戦争中にひどい迫害を受けた強制連行殉難同胞に謹んで心からの哀悼の意を表する。 強制連行は日本軍国主義が中国侵略戦争中に起こしたこの世の惨劇である。4万人近い中国人が日本の各地に強制連行されて重労働を行い、さまざまの非人間的扱いを受け、6000人余りが異郷で亡くなった。強制連行中国人の悲惨な境遇は日本軍国主義の侵略戦争の縮図として、双方で永遠に銘記すべきものだ。 今年は強制連行中国人の遺骨発掘60周年にあたる。われわれは殉難者の悲惨な境遇を振り返り、哀悼の気持ちを表すと同時に、侵略戦争の残酷さ、平和・友好の貴さを一層深くかみしめている。中日両国は共に、歴史を鑑とし、未来に目を向ける精神で、過去の不幸な歴史を正しく認識し、歴史の教訓を深く汲み取るべきで、決して痛ましい歴史を繰り返してはならない。 現在、中日関係は新たなスタート地点に立ち、新たな発展のチャンスを迎えている。両国国民はいま手を携えて戦略的互恵関係を推進し、中日の平和共存、代々の友好、互恵協力、共同の発展の実現に努めている。われわれは、せっかく得られたこの局面を大いに大切にし、たえず発揚し光り輝かせて、両国国民の根本的利益の実現に役立てるとともに、強制連行中国人を含むすべての戦争犠牲者の霊を慰めるようにすべきである。 この数十年間、日中友好宗教者懇話会と中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会に代表される日本の広範な友人、特に仏教界の友人と在日華僑は道義と良識にのっとって、殉難者の遺骨を捜し、掘り起こし、送り届けるために心血を注ぎ、中日の永遠の不再戦と子々孫々の友好のためにたゆまぬ努力を払ってきた。日本の仏教界は早くも1950年代に、10余回にわたって遺骨を収集、送還しており、その義挙は周恩来総理の高い評価を受けた。この機会を借りて、日本の古い世代の友人と在日華僑に心からの敬意を表する。同時に今回の慰霊活動が、両国人民が歴史を振り返り、平和を祈願する厳かな行動となるだけでなく、双方が交流を深め、友誼を増進する重要な契機になるよう期待し、またそうなるものと信じている。 最後に、強制連行された殉難同胞を再度深くしのぶとともに、両国の代々の友好、共同の発展を心から祈るものである。
中華人民共和国駐日本国特命全権大使 崔 天 凱 2009年8月8日 |