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駐日大使館が11月の定例記者会見
2014/11/29

    駐日中国大使館報道官の楊宇・参事官は11月27日、11月の定例記者会見を開いた。これには日本の主要メディア、在日華文メディアの記者30人余りが出席した。

    北京APEC会議について、楊報道官は次のように述べた。習近平主席は11月7日から13日まで、北京で第22回アジア太平洋経済協力会議(APEC)非公式首脳会議と開催国パートナー対話会合を主宰するとともに、一連の公式行事を行った。北京APEC会議は中国にとって最も重要で、最も大変なホーム外交だったが、APEC会議と関連行事で大きな成果が得られ、所期の目標が実現されたことに、各国は満足している。会議期間中、習主席は約80の二国間、多国間活動を繰り広げ、22人の国家元首や政府首脳と会談・会見し、70余りの二国間協力協定に調印するか調印に立ち会った。李克強総理とその他の指導者も20回余りの外交活動を進めた。

    今回のAPEC会議には次のような特色がみられた。第一にアジア太平洋の国際関係とAPEC発展における難題を重点的に解きほぐし、多くの分野で一連の重要な成果を収めた。第二にパートナー精神を育て、パートナーシップを築いた。各国がいくつかの重大で敏感な問題で互いに尊重、配慮し、大局に目を向けて、共通点を結集、相違点を解消するようにした。第三に内容が豊富で、形式が多様だった。二国間、多国間活動、首脳の活動、公式会議のほか、夫人の活動、演芸活動も用意された。第四に中国が議長国の役割を十分に果たした。1年間に、中国側は300回余りのAPEC関連会議を開き、多くのイニシャティブを提起し、自ら進んで議題や議事日程を設定、推進し、いろいろ意見や提案を聞き、各国のコンセンサスを幅広く結集し、敏感な問題を一つ一つ適切に処理した。

    北京APEC会議の成果は、まとめれば次の六つになる。一、今後のアジア太平洋協力の方向と目標を明確にし、未来に向けたアジア太平洋のパートナーシップ構築を打ち出し、共に発展、繁栄、進歩するというアジア太平洋の夢の実現を推進した。二、「アジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)実現に向けたAPECの貢献の北京ロードマップ」を承認し、FTAAPのプロセスをスタートさせる重大な決定をした。三、アジア太平洋の相互接続網建設の青写真を承認し、描いた。各国は全方位の、重層的な、複合型のアジア太平洋相互接続網を築き、インフラ投融資分野の実務協力を広げ、各参加国特に発展途上参加国が地域経済統合のプロセスによりよく溶け込むのを助けることを決意した。四、アジア太平洋の経済発展を支える新たな5本柱を見つけ出した。マクロ政策協調を強化し、実務協力、経験共有と能力建設を推進し、アジア太平洋の世界経済のエンジンとしての地位を一段と強化することだ。五、一連の地球規模の問題の協力の新しい分野を開き、対テロ、気候変動、腐敗防止、自然災害などの問題について幅広い、重要なコンセンサスを作り上げた。六、APEC開催国パートナー対話会合を開催し、習主席が席上、シルクロード基金の設置、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト・21世紀海上シルクロード)建設のスピードアップを発表した。これと同時に、北京APECは中国とアジア太平洋の主要国との二国間関係の新たな発展を促した。中国の指導者は米国、ロシアなどの指導者と個別に会談、会合を行い、中国の内外政策を幅広く明らかにし、国家統治・政治運営の理念と経験を交流した。さらに中国の経済成長がより安定に向かっていること、中国の発展がアジア太平洋と世界に永続的な、無限のビジネスチャンスをもたらすことを強調した。

    中国は地域協力の受益者だが、それ以上に積極的な提唱者と推進者である。中国は精力を集中して自国の事をしっかりやる。また自らの発展がアジア太平洋と世界によりよく恩恵を及ぼし、アジア太平洋と全世界により多くの公共財を提供するよう努力する。中国は一段と中国の声を発し、中国のプランを示し、中国の知恵を捧げる。中国のチャンスを世界のチャンスに変えるため、また世界のチャンスを中国のチャンスに変えて、中華民族の大復興という中国の夢を実現するために努力する。

    中日関係について、楊報道官は次のように表明した。先ごろ、中日双方が現在中日関係で直面している主要な問題の適切な処理について四つの原則的共通認識(コンセンサス)を得た。これを基礎に、習近平主席は要請に応じて、APEC非公式首脳会議出席のため北京を訪れた安倍晋三首相と会見した。両国の指導者が会ったのは二年ぶりだ。今回の会合を通じて、両国の指導者は両国関係の発展で順守すべき基本的原則と方向を一層明確にし、現在の両国関係の主要な問題の処理で得られた重要な共通認識を再度確認し、中日の戦略的互恵関係を引き続き進めることを表明した。原則的共通認識が得られ、両国の指導者が会ったことは、両国関係の改善に向けて踏み出された重要な一歩だ。われわれは日本側が中国側と互いに歩み寄り、約束を誠実に守り、確実に中日の四つの政治文書と四つの原則的共通認識の精神に従って、重大で敏感な問題を適切に処理し、実際の行動によって両国関係が徐々に正常な軌道に戻るようにすることを希望している。

    中日韓協力についての質問に、楊報道官は次のように答えた。中国は中日韓協力を重視し、韓国など関係国と緊密な意思疎通を続けている。日本側が誠意を示し、隣国との関係を確実に改善し、中日韓3国協力の順調で安定した発展のためのよい雰囲気をつくるよう希望する。

    最近、中国漁船が日本近海で不法に珊瑚を捕っているとされることについて質問され、楊報道官は次のように述べた。中国政府は一貫して、中国の法律ではっきり禁止され、国際条約で取引が規制された絶滅危惧種の紅珊瑚を不法に採取する行為を断固取り締まっており、すでに宣伝教育、法執行による検査、法律に基づく厳罰などの措置を通じて、総合的対策を強化した。日本の関係海域における珊瑚漁船の数はすでに大幅に減っている。中国は日本と両国の法執行官庁の協力を一段と強化し、共同で法に基づき、適切に問題を解決することを希望している。

    楊報道官はさらに、中日の四つの原則的共通認識、海上連絡メカニズムの構築、日本の指導者の靖国神社参拝、香港の「中心部占拠」の不法活動について質問に答えた。

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