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駐日大使館が10月の定例記者会見
2014/11/04

    10月24日、駐日中国大使館報道官の楊宇・参事官は10月の定例記者会見を開いた。日本の各大手主要メディア、在日華字メディアの記者30人余りが出席した。

    中国共産党第18期中央委第4回総会(18期4中総)について楊報道官は総会の重要な意義と成果を説明し、次のように述べた。総会で法に基づく国家統治の全面的推進が提起された。全般的目標は中国の特色ある社会主義法治システムを築き、社会主義法治国家を築くことである。総会で法に基づく国家統治を全面的に推進する重大な任務が明確にされた。1、憲法を核心とする中国の特色ある社会主義法体系を整え、憲法の実施を強化する。2、法に基づく行政を深く推進し、法治政府づくりを加速する。3、公正な司法を保証し、司法の信頼性を高める。4、全人民の法治意識を高め、法治社会の構築を推進する。5、法治活動陣づくりを強化する。6、法に基づく国家統治の全面的推進に対する党の指導を強化、改善する。

    総会で次のように提起された。中国の特色ある社会主義法治システムを築くには立法の先行を堅持し、立法の指導・推進の役割を生かさなければならない。法に基づく国家統治を堅持するうえで、まず憲法に基づく国家統治を堅持し、法に基づく執政ではまず憲法に基づく執政を堅持しなければならない。憲法の実施・監督制度を整備し、全国人民代表大会(全人代)およびその常務委員会の憲法監督制度を整え、憲法解釈手続きの仕組みを整える。法に基づく政策決定の仕組みを整え、大衆の参加、専門家の論証、リスクの評価、合法性の審査、集団討議による決定を重大行政政策決定の法定手続きとして定め、行政機関内部の重大な政策決定の合法性審査の仕組みを確立し、重大政策決定の終身責任追及制度および責任遡及調査制度を確立する。裁判権と検察権の法に基づく独立した公正な行使を確保する制度を整え、指導幹部の司法活動関与、具体的事案処理介入の記録・通報・責任追及制度を確立し、司法関係者の法定職務履行保護の仕組みを確立、整備する。司法の職権配分を最適化し、裁判権と執行権を分離する体制改革を試行する。最高人民法院は巡回法廷を設置する。行政区画の枠を越えた人民法院と人民検察院の設置を模索し、検察機関の公益訴訟提起制度の確立を模索する。

    中国の第1―3四半期の経済情勢について楊報道官は次のように述べた。中国国家統計局はこのほど第1―3四半期の経済データを発表した。初歩的計算では国内総生産(GDP)は前年同期比7・4%増の41兆9908億元で、そのうち伸び率は第1四半期が7・4%、第2四半期が7・5%、第3四半期が7・3%だった。第1―3四半期の輸出入総額は米ドル計算で前年同期比3・3%増の3兆1626億ドルで、うち輸出が5・1%増の1兆6971億ドル、輸入が1・3%増の1兆4655億ドルだった。

    第3四半期のGDPの伸び率が多少鈍化したが、雇用・物価情勢は全体的に安定し、中国経済は引き続き合理的範囲にあり、安定の中で前進する基調は変わっていない。現在、中国経済に前向きの変化が見られ、経済構造が持続的に改善され、成長の質が多少向上し、経済の新たな内生的原動力がある程度集積し、ニューエコノミーの要素が成長している。全体的にみて、中国経済は新常態(ニューノーマル)の下、全体的に安定し、安定の中で前進し、質を高めている。同時に中国経済が構造調整、タイプ転換・高度化のカギとなる段階にあり、外部環境が複雑に目まぐるしく変化し、依然として比較的大きな下振れ圧力に直面していることも見て取らなければならない。今後一定期間、われわれは一定の力を保ち、引き続き改革と構造調整に力を入れ、同時に適度の事前調整と微調整を行い、経済を合理的範囲に安定させ、経済の好ましい勢いを一段と固め、強めることを目指す。

    香港の「セントラル占拠」の違法活動について楊報道官は次のように述べた。最近、香港の一部の人たちは交通の要路を不法に占拠し、警察の法執行に抵抗し、社会秩序を重大に乱しており、これは完全に違法活動である。こうしたことをいかなる法治社会も容認することはない。中国中央政府は香港で起きている法治と社会の安寧を損なうさまざまな違法行為に断固反対し、法治と秩序を取り戻すための特区政府の法に基づく処置を断固支持する。香港特区行政長官の普通選挙問題に関する全人代常務委員会の決定は基本法の規定に基づき、香港社会各界の意見を十分聴取したうえで行ったもので、香港の実情に合致しており、中国の国家主権、安全、発展の利益と香港の長期的繁栄・安定を守るのに役立つものである。香港は中国の特別行政区で、香港のことは完全に中国の内政であり、いかなる外部勢力でも、いかなる形でも香港のことに関与することに中国は断固反対する。

    APEC期間中の中日首脳会談の可能性に関する記者の質問に楊報道官は次のように述べた。近年、日本側の誤った行為で中日関係は重大に損なわれた。中国は国家主権と民族の尊厳を断固守ると同時に中日関係を重視しており、両国関係を正常かつ健全に発展する軌道に戻すことを希望し、多方面で努力している。問題のカギは日本側が一方的に作り出した政治的障害がまだ解決されていないことであり、日本は解決のために誠意を示し、実際の行動をとり、積極的な対中国政策を確実に実行しなければならない。

    最近、中国漁船が日本近海で頻繁に紅珊瑚を密漁しているとの記者の質問に対し楊報道官は次のように述べた。中国は海洋の絶滅危惧動植物の保護を一貫して重視し、漁民に対し法に従って操業するよう要求し、規則に反する紅珊瑚採集行為を禁止している。同時に中国は日本の関係機関が中国の船員の合法的権益を確実に保障し、関係の事案を適切に処理することを要求する。

    楊報道官はまたアフガニスタン問題に関するイスタンブールプロセス第4回外相会合、中国のエボラ出血熱感染対策、中日の海空連絡メカニズムなどに関する質問に答えた。

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