ホームページ 大使館案内 中日関係 経済協力 科学技術協力 文化交流 領事業務 教育と留学生交流 中国紹介 メディア案内 中国出入国関連情報 日本見聞
駐日大使館の6月定例記者会見
2013/06/30
 

   6月27日、駐日中国大使館報道官の楊宇・参事官が6月の定例記者会見を行った。日本の各主要メディアと在日中国語メディアの記者30人余りが出席した。

   中米首脳会談について楊報道官は次のように述べた。6月7日から8日にかけ習近平主席は米カリフォルニア州アネンバーグ別荘でオバマ大統領と会談を行った。今回の会談は両国政府の任期満了に伴う改選後初めて首脳が直接顔を合わせて接触、交流したものであり、中米ハイレベル交流で初めての試みでもあった。両首脳の会談と交流の時間は延長されて8時間を超えた。相互交流(インタラクション)の時間と質、交流の深さ、幅広さはいずれもこれまでなかったもので、双方が中米関係を非常に重視していることを反映したもので、新たな時期の中米関係発展の要請に即したものであり、中米関係の戦略的意義と世界的影響力を示した。

   両首脳は会談の中で中米関係の重要性を強調し、経済の急速なグローバル化と各国の同舟相救う客観的要請に直面し、中米は過去の大国が衝突、対決するのとは異なる新たな道を歩むべきであり、それは可能であると確認した。双方は共に努力し、新しいタイプの大国関係を構築し、相互尊重、協力ウィンウィンをはかり、両国と世界の人民に幸福をもたらすことで合意した。これは世界情勢と国情および中米関係の今後の発展を見据えた重要な共通認識(コンセンサス)であり、かつてのような大国が衝突する道を歩まず、大国関係の新しいモデルを築く中米両国の政治的知恵と歴史的役割を示している。中米の新しいタイプの大国関係の内容について、習主席は会談の中で三つの言葉で簡潔に概括した。それは、1、衝突、対決しない。2、互いに尊重する。3、協力してウィンウィンをはかる、である。

   今回の会談で相互理解と信頼を増進し、一連の重要な共通認識に達し、前向きの成果を収め、中米関係の今後の発展方向を指し示し、青写真を描いた。これは戦略的、建設的、歴史的会談であり、中米関係の今後の発展とアジア太平洋地域ひいては世界の平和、安定、繁栄に対し重要なプラスの影響をもたらすものである。

   中国の経済情勢について楊報道官は次のように述べた。中国の今年第1四半期の国内総生産(GDP)は11兆8855億元で、比較可能な価格で計算して前年同期比7・7%の伸びとなり、予想を若干下回った。この成長率は経済構造の調整、経済成長の質と効率の向上にプラスである。中国経済の前途が楽観的ものであることを十分見て取ったうえで、いくつかリスクと挑戦(試練)もあると考えている。総じて、そのリスクは全体的に制御可能なもので、われわれは的確な措置をとり、防止、解消に努めている。

   現在、中国のマクロ政策の基調は安定の中で前進をはかるもので、具体的にはマクロ政策で安定をはかり、ミクロ政策で活性化をはかり、社会政策で底辺を支えるというものだ。中国は経済発展パターンの転換を急ぎ、新しいタイプの工業化、情報化、都市化、農業近代の推進に力を入れ、革新(イノベーション)駆動型発展戦略を実施し、内需拡大に努めており、発展の十分大きな余地がある。中国の経済発展パターン転換は現在、正念場にあり、もたらされる市場潜在力は巨大で、また新たな成長分野ももたらされる。中国は困難や試練を乗り越える中で引き続き経済の長期的、持続的、健全な発展をはかることが完全に可能で、それについてわれわれは十分自信がある。

   神舟10号の有人飛行任務について楊報道官は次のように述べた。6月11日、神舟10号は酒泉衛星発射センターからの打ち上げに成功し、軌道に正確に投入された。軌道上を15日間飛行し、宇宙滞在中、実験モジュール天宮1号との自動と主動のランデブー・ドッキングを各1回行い、3人の宇宙飛行士が天宮1号に乗り移り、一連の科学実験、技術試験、宇宙授業を行った。26日、神舟10号の帰還モジュールは予定の区域に無事帰還した。3人の宇宙飛行士が元気に帰還モジュールから出て、天宮1号と神舟10号の有人飛行任務は無事完了した。今回の任務成功は中国の有人宇宙計画が全面的に宇宙ステーションを建設する段階に入ることを示している。われわれは引き続き計画を推進し、宇宙探査と人類の幸福のため、中国人としてしかるべき貢献を果たす。

   中日関係について楊報道官は次のように述べた。周知の原因で現在、中日関係は国交正常化以来、最も厳しい局面にあり、各分野の交流と協力が深刻な影響を受けている。これは双方の長期的国益に反するもので、中国が願わないものだ。中日関係を発展させる中国政府の方針は変わっていない。日本が歴史と現実を直視し、中国と同じ方向を向いて進み、対話と協議を通じ、釣魚島問題をコントロールし、解決して、両国関係が早期にこの困難な局面から抜け出るよう促すことを希望している。

   朝鮮半島情勢について楊報道官は次のように述べた。6月19日、中国の張業遂外務次官と朝鮮の金桂冠第1外務次官が北京で中朝外交当局戦略対話を行った。朝鮮半島の核問題について、中国は半島の非核化を実現し、半島の平和・安定を維持し、対話と協議を通じて関係の問題を解決することが各国の利益にかなうと表明している。中国は関係各国の対話を支持し、6カ国協議の早期再開を希望している。朝鮮は、朝鮮半島の非核化実現は金日成主席と金正日総書記の遺訓であり、関係各国と対話し、6カ国協議を含むいかなる形の会談にも参加する用意があり、交渉によって核問題を解決することを希望していると表明した。

   現在、朝鮮半島の緊張情勢にいくつか緩和の兆しがみられる。これはたやすく得られるものではなく、各国がこれを大切にし、対話、接触を続け、相互信頼を増進し、関係を改善し、対話、協議によって関係の問題を解決すべきだ。6カ国協議は半島の非核化を実現し、半島および北東アジア地域の平和と安定を守る有効な仕組みで、また関係各国が関係を改善する重要なプラットホームでもある。関係各国がチャンスをとらえ、同じ方向に進み、6カ国協議の早期再開を促す条件をつくることを希望する。

   このほか楊報道官は中日両国のハイレベル交流、釣魚島問題、朴槿恵韓国大統領の訪中、中朝関係などについて記者の質問に答えた。

 

推荐给朋友
  印刷 全文印刷