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駐日中国大使館の4月定例記者会見
2013/05/04
 

   4月30日、駐日中国大使館の楊宇・参事官は4月の定例記者会見を行った。日本の主要メディア、在日中国語メディアの記者30人余りが出席した。

    四川省蘆山「4・20」マグニチュード(M)7・0地震について楊参事官は次のように述べた。地震で四川省雅安、成都など19の市・州の115県で199万人が被災し、196人が死亡し、21人が行方不明となり、1万1470人が負傷した。地震で多くの人命と財産が失われ、多数の家屋が倒壊、損壊し、通信、交通、水利、電力などのインフラ施設がさまざまに損傷した。中国政府は地震を重大視し、直ちに国務院震災救援Ⅰ級対応策を発動した。習近平主席が重要指示を出し、人命救助を第一に重要な任務とすることを要請し、李克強総理は地震当日に飛行機で被災地に入り、震災救援活動を指導した。軍隊、武装警察部隊、国家地震災害緊急救援隊などの関係者が迅速に被災地に駆けつけ、捜索救援・医療治療活動を行った。先ごろ、習近平総書記は共産党中央政治局常務委員会の会議を招集し、震災救援活動を一層全面的に手配した。

   現在、震災救援・復旧復興活動が整然と進められ、全国人民もさまざまな方法で支援し、関心を寄せている。4月29日午後5時までの集計で、8万7000張りのテント、22万枚の布団、2万7000着の衣類、10万本のろうそく、7万点の食品、8万8000本の飲料水などの救援物資が被災地に届いた。日本を含む一部の国と国際機関が中国政府と人民にお見舞いと支援を表明し、さまざまな形の援助を申し出ており、われわれはこれに対し心からの感謝を表明する。中国は震災救援および復旧復興の実際の必要に基づき、関係の国、国際機関と緊密な意思疎通を続けている。

   中国国内で起きたH7N9鳥インフルエンザのヒトへの感染について、楊参事官は次のように述べた。先ごろ、中国の一部省・直轄市でH7N9鳥インフルエンザのヒトへの感染が見つかった。現在、感染は散発的な状態で、ヒトからヒトへの感染の証拠は見つかっていない。中国政府は感染を重大視し、主に次のような措置をとっている。1、国家衛生・計画出産委員会が先頭に立ち、多くの関係省庁が参加する合同感染予防抑制体制を立ち上げ、関係省庁と地域の感染予防抑制措置を統一的に調整、指導し、予防抑制状況を監視、検査している。2、感染者の治療に全力で取り組んでいる。3、感染源の調査と情勢の検討・判断を積極的に進めている。4、感染予防抑制の各措置を確実に実行している。5、法に従い、情報を迅速に発信し、健康知識の普及を積極的にはかっている。6、国際協力・交流を強化している。

   今後、中国は引き続き人民大衆の身体の健康と生命の安全を第一とし、「法順守、科学的、規範化、統一」の原則に従い、感染情報の公開、透明な発表を引き続き堅持し、社会の関心に迅速にこたえる。同時に世界保健機関(WHO)などの国際機関や関係国、地域との技術交流・協力を一層強化する。

   新しい国防白書について、楊参事官は次のように述べた。国務院新聞(報道)弁公室は4月16日、白書「中国武装力の多様な運用」を発表した。中国政府の1998年以来8回目の国防白書の発表で、初のテーマ型国防白書である。これまでの総合的国防白書と比べ、今回はテーマがはっきりし、内容の焦点が絞られ、重点が際立ち、中国武装力の使命・任務と運用実践が系統的に深く紹介されている。白書は軍事面の透明性を高める面で注目点が非常に多く、中国の陸軍機動作戦部隊と海軍、空軍の人数が初めて公表され、また初めて政府文書の形で陸軍の18の集団軍の番号が対外的に公表された。

   白書は、中国の武装力は常に国の主権と安全を守り、人民の利益を守ることをすべてに優先し、常に世界平和の擁護と共同の発展促進を重要な任務とし、国防と軍隊の近代化を加速し、国際的安全保障協力に積極的に参加し、各国の武装力と共に平和・安定、平等・相互信頼、協力・ウィンウィンの国際安全保障環境を築くと強調している。

   中日関係について楊参事官は次のように述べた。昨年9月、日本の前政権は中国側の断固とした反対を顧みず、あくまでも釣魚島の「国有化」を実施した。まさに日本側のこうした両国間の共通認識を損なう一方的行為が中日関係に国交正常化以来の最も厳しい局面をもたらしたもので、責任は完全に日本側にある。中日関係の発展を重視する中国の姿勢は変わっていない。

   両国関係の現在の不正常な状態は双方の利益に合致しない。われわれは日本が歴史と現実を直視し、十分な誠意を示し、実際行動をとり、中国側と同じ方向を向いて進み、対話と協議を通じ、釣魚島問題を適切にコントロールし、処理する方法を探り、中日関係を健全発展の軌道に戻すことを希望している。同時にわれわれは日本側が他の問題を適切に処理し、新たなトラブルを避け、中日関係をさらに冷え込ませないようにすることを希望する。

   朝鮮の核問題について、楊参事官は次のように述べた。中国は朝鮮半島の平和と安定を断固守り、半島の非核化プロセスの推進を堅持し、対話と協議を通じ、問題を平和的方法で処理し、解決することを主張している。半島の平和と安定を維持し、半島の非核化を実現することは各国の共通の利益に合致し、また各国の共同の責任でもある。中国は関係各国が情勢の緊張をエスカレートさせる行動をとらないことを促し、6カ国協議を再開し、各国が対話を進め、関係を改善し、相互信頼を確立し、半島の非核化を共に推進し、北東アジアの末永い安定を実現することを呼びかけている。中国はそのために引き続き努力する。

   このほか楊参事官は中国の核政策、中米関係、中日韓環境相会議などについて記者の質問に答えた。

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