李首相、WEFビジネスリーダー対話であいさつ
2021-11-17 20:14

 北京17日発新華社電によると、中国の李克強首相は16日夜、ビデオ方式で行われた世界経済フォーラム〈WEF〉グローバル・ビジネスリーダー特別対話に北京の人民大会堂から出席し、あいさつした。また企業家代表と対話、交流した。WEFのシュワブ会長が主宰し、40余りの国の企業家400人近くが参加した。

 李氏はあいさつの中で次のように述べた。現在、世界の新型コロナウイルスの感染状況は依然起伏があり、繰り返され、世界経済の回復力が比較的弱く、不安定・不確実要素が増えている。習近平主席は人類運命共同体の構築を提起した。中国は各国と手を携え協力して新型コロナと闘い、経済回復を図り、安定・円滑の産業チェーン・供給チェーンを維持することを願っている。国連憲章を基礎とする国際関係の基本準則を断固守り、世界貿易機関〈WTO〉を核心とする多角的貿易体制を守り、貿易・投資の自由化、円滑化水準を高めることを願っている。国際マクロ政策協調を強化し、世界の金融安定を維持し、世界経済の安定・回復を促進する。

 李氏は現在の中国経済情勢を説明し、次のように述べた。今年に入り、われわれは新型コロナ対策と経済・社会発展を一体化して進め、経済の全体的回復発展基調が続いている。同時に新たな下押し圧力に直面している。中国は世界最大の発展途上国で、経済の長期的に上向くファンダメンタルズは変わっていない。中国の市場主体がすでに1億5000万に増え、7億人余りの雇用をけん引している。これが中国経済の強じん性と活力のありかで、雇用の基盤を力強く支えている。われわれはマクロ経済を安定させ、「ばらまき」をせず、引き続き市場主体のニーズに対応してマクロ政策を策定、実施し、減税や徴収費用引き下げなどを組み合わせた、より強力な措置を適時に打ち出し、「放管服」〈行政簡素化と権限委譲、規制緩和と管理の結合、サービスの最適化〉改革を深め、市場主体の活力と発展の内的原動力を一段と喚起し、市場主体、特に数が多く、範囲の広い中小零細企業の困難解消を支援する。われわれは新たな発展段階を踏まえ、新たな発展理念を貫徹し、新たな発展枠組みを築き、質の高い発展を図る要求に従い、クロスシクリカル〈跨周期〉調整を強化し、経済を合理的レンジに維持し、長期安定を図る。

 李氏は次のように指摘した。中国経済はすでに世界経済に深く融合している。対外開放は中国の基本国策で、われわれは揺るぎなく対外開放を拡大し、多くの分野、多くのレベルで国際協力を推進し、市場化、法治化、国際化ビジネス環境を築き、各種市場主体を一視同仁に処遇し、知的財産権を法に従って保護する。中国は常に世界の大市場で、重要な投資先で、各国企業が引き続き中国に投資し、事業を行うことを歓迎する。

 李氏は中国の改革開放と近代化建設に対する外国企業の支持を称賛し、自信を固め、困難を直視し、開放・包摂、団結・協力を堅持するなら、必ず世界経済発展の輝かしい未来を共に築くことができると強調した。

 あいさつの後、李氏は各国企業家代表の質問に答えた。エネルギー供給の質問に李氏は次のように述べた。一時期の電力や石炭などのエネルギー供給ひっ迫に対し、われわれは一連の措置をとって供給保障に力を入れた。現在すでにひっ迫は有効に緩和され、将来についても保障がある。われわれは実際の国情から出発し、エネルギー安定・供給の保障を前提として、低炭素型への転換をバランスよく秩序をもって推進する。

 李氏はまたグリーン〈環境配慮型〉発展、医療衛生、都市化建設などの質問に答えた。

 王毅、何立峰両氏が出席した。