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07年中国の10大科学技術ニュース選ぶ 嫦娥1号がトップ
2008/01/21

 

 中国科学院院士(アカデミー会員)活動局と中国工程院学部活動局が共催し、院士、科学技術研究者、科学技術ジャーナリストの推薦をもとに、547人の科学院院士、工程院院士が投票で選んだ07年中国の10大科学技術ニュースが20日、北京で発表された。10大ニュースは次の通り。

 1、月探査衛星「嫦娥1号」の打ち上げに成功し、鮮明な月面写真を獲得。月探査計画は中国の宇宙活動のもうひとつの里程標で、中国は世界でも数少ない深宇宙探査能力を有する国の仲間入りを果たした。

 2、超深度油井掘削機の開発に成功。中国石油天然ガス集団が自前の知的財産権を有する初の1万2000メートル超深度油井掘削機の開発に成功し、中国の陸地と海洋の超深度石油・天然ガス田、大偏距井、その他複雑な石油・天然ガス田の超深度油ガス埋蔵の探査・開発レベルを新たな水準に高めた。

 3、がん治療の研究が大きく進展。中国科学院生物物理研究所の梁偉、杭海英両氏が指導する研究チームのナノミセル搭載化学療法薬をがん細胞に直接到達させることに関する研究論文が米国立がん研究所の機関誌に発表された。このほか米科学アカデミー紀要(PNAS)に中国科学院上海生命科学研究院栄養科学研究所の陳雁・研究チームのがん治療新ターゲット発見に関する研究成果が発表された。

 4、6光子「シュレーディンガーの猫」を実現。中国科学技術大学ミクロ物質科学実験室の潘建偉、楊涛、陸朝陽氏が実験によって国際的にもつれ光子数が最も多い「シュレーディンガーの猫」と量子計算に直接使うことのできるクラスター状態をつくり出し、光子のもつれと量子計算の二つの世界記録を更新した。

 5、6億3200万年前の動物の休眠卵化石を発見。中国科学院南京地質古生物研究所の尹磊明研究員を中心とする研究チームがこれまでで最も古い動物休眠卵化石を発見した。この発見によりこれまでで最も古い動物化石に関する信頼できる記録がもたらされ、動物が生まれた時期が6億3200万年前までさかのぼることになった。「甕安生物群」に代表される動物化石年代よりも、動物化石の記録をさらに5000万年さかのぼらせた。

 6、自前の知的財産権を有する初のリージョナル航空機がラインオフした。まったく新しいデジタル設計で、知的財産権を有する新世代リージョナル旅客機の開発に成功したもの。新リージョナル機の部品開発、部品組み合わせ、完全組み立ての全過程を初めて完成させ、中国が開発した新しいリージョナル機が世界の民間旅客機の仲間入りを果たした。

 7、鳥に似た恐竜の世界で最も大きい化石を発見。中国科学院古脊椎動物・古人類研究所の専門家が研究によって、内蒙古自治区エレンホト市で見つかった巨大獣脚類化石が鳥に似た恐竜としては世界最大の化石であることを確認した。

 8、ボルン・オッペンハイマー近似がフッ素と重水素の反応の中で完全に無効であることを発見。中国科学院大連化学物理研究所の楊学明氏らが実験で発見したもので、米科学誌「サイエンス」に発表された。

 9、初の野生生物胚原質資源バンクが完成。中国西南野生生物胚原質資源バンクが中国科学院昆明植物研究所に完成した。種子バンク、植物分離体胚原質バンク、DNAバンク、微生物種子バンク、動物胚原質バンク、情報センター、植物胚原質資源圃などからなり、1万9000種19万株の胚原質資源を収集、保存する。

 10、単位面積当たり収量が最も多い大豆新品種を開発。有名な大豆育種家で中国農業科学院元院長の王連錚研究員が中心になって育成した高収穫・高油分大豆新品種「中黄35」が新疆農墾科学院作物研究所の実験農地で、実収8アールで、10アール当たり収量557・7キロを実現し、21世紀に入って中国の大豆の最高記録となった。

 中国の10大科学技術ニュースの選考はこれまで14回目行われている。

 (北京08年1月20日発新華社)

 

 

 

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