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中日韓とEU、超3G技術の世界規格確立へ向け協議
2005/10/21

 

 18~19日に上海で開かれた未来の移動通信国際サミットで、中日韓3国と欧州連合(EU)の政府関係者と企業が、超3G技術におけるスペクトル区分と今後の協力について検討を進めた。

 中日韓3国政府と企業は、2Gと3G時代の異なる規格がもたらした高コストと不便さを回避するため、将来の移動通信技術では世界的統一規格を確立したいとして、早くからさまざまな協力を行ってきた。

 竜肖虎国家863計画未来移動通信本部長は「世界的統一規格は理想である。それによりすべてのメーカーやプロバイダは、コストを削減することができ、市場の拡大にもつながる。ユーザー側もより便利で、実質的なサービスが得られるようになるだろう」と述べた。

 超3Gとは3G後の将来の移動通信技術に対する一般的呼称で、いまのところ明確な技術的内容は確立されていない。中国は2001年に日本、韓国、EUなどとほぼ同時に、この技術の開発に着手した。

 国際電気通信連合(ITU)は、2007年の世界無線電信会議で、超3G移動通信システムを指定スペクトルとし、超3Gを2010年までに標準化することを計画している。

 開放された規格と共通のスペクトルは各国の超3G協力の目標である。

 日本の金谷学総務省総合通信基盤局国際協力課長は「日中両国の交流はますます密接になっており、移動通信の規格とスペクトルが統一されないと、使用面で大きな不便がもたらされる」と語った。

 また「超3G開発の初期に、規格の制定を共同で研究することは非常に重要なことで、これは中日韓3国のみならず、世界的標準化の問題でもある」と語った。

 中日韓とEUは超3Gの将来の発展方向について、すでに一定の共通認識に達している。2002年、中国科学技術省はEUと将来の移動通信発展に関する協力宣言に調印するとともに、韓国情報通信省、日本総務省とも超3G協力覚書に調印した。

 韓国政府は2003年に、将来の移動通信技術を韓国の十大成長力プロジェクトの一つに指定した。超3Gの研究・開発と国際協力はその中の重要な内容である。

 曹淑敏情報産業省電信研究院副院長は、「超3G技術が世界で同時進行し、世界が協力するのは非常に重要なことである。中日韓とEUの各国は、それぞれ政府プロジェクトを持っており、開放された基盤を確立することによって、はじめて超3Gの成功を確実にできるのだ」と述べた。

 金谷課長は「超3Gに関する中日韓3国の協力は産学官の3つのレベルで進められるだろう。将来は3Gの携帯を持っていれば、中国に行ってもなんの障害もなく使用できるようになることを期待している」と語った。

 (北京10月19日発新華社)

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