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APEC貿易相会議で中国の立場説明 陳徳銘商務相 易小准次官

    会期2日のアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当相会議が5日、日本の札幌で開かれ、陳徳銘商務相、易小准同次官が中国代表団を率いて出席、各議題の討議で発言した。

    今回の会議は「変革と行動」をテーマにしており、21のAPEC参加国の貿易担当相が出席した。5日の非公式会議で、各国はドーハラウンド交渉、保護貿易主義反対、APECボゴール目標、新成長戦略およびアジア太平洋の将来の発展などの議題について討議した。

    世界貿易機関(WTO)のドーハラウンド交渉に関して、中国は次のような見方を示した。ドーハラウンド交渉のスタートから9年、世界の経済構造と貿易情勢は大きく変化したが、ドーハラウンドの授権は変わらず、発展のためのテーマも変わっていない。交渉で実質的進展がみられるようにするため、交渉ですでに得られた成果を大切にし、実情に合った目標を定めるようにすべきである。中国は発展途上国メンバー、新しいメンバーとして、交渉に重要な貢献をした。中国はまた、関係先進国メンバーがより多くの政治的誠意を示すよう希望している。交渉の最終段階で、市場参入の値段を一方的に吊り上げるのは、危険で、無責任なことだ。中国は、ドーハラウンドは発展のためのラウンドであることを強調しており、中国は後発途上国に「アーリーハーベスト」を与えて、彼らが抱えている現実の困難を早急に解決することを支持する。

    保護貿易主義反対に関して、中国は次のような見方を示した。金融危機という背景の下で、保護主義をとるのは危機を深め、回復の勢いを殺し、世界経済の「二番底」のリスクを増やすだけである。保護貿易主義反対は口先だけであってはならず、まして言行不一致であってはならない。貿易・投資の自由化はAPECの目的であり、保護主義反対の問題で、APECは世界の模範となるべきだ。

    APECボゴール目標に関して、中国は、▽ボゴール目標の審議に本気で取り組み、アジア太平洋地域の貿易・投資の自由化と円滑化を着実に推進する▽タリフ・ピーク(高関税品目)を含む関税障壁を引き続き削減し、非関税障壁、特に途上国メンバーに向けられた各種のグリーン(エコ)障壁を減らす▽商品、人、資本などのより自由でより迅速な移動を促進し、地域の交易コストを引き下げ、相互接続・連絡を強めて、企業の活力を早急に回復させる―ことを支持した。

    新成長戦略とアジア太平洋の将来の発展に関して、中国は危機対応の過程で、内需拡大を堅持し、開放を拡大し、経済発展パターンの転換と構造調整を加速したことを紹介するとともに、次のように指摘した。当面世界の経済情勢が一層複雑になり、回復の見通しが不透明な情勢下で、APECの各メンバーは協調と協力を強め、共同で挑戦に対応できるようにすべきだ。市場開放を堅持、拡大し、主要通貨の安定を維持すべきだ。経済発展パターンの転換を加速し、科学技術の革新を大いに重視し、グリーン成長を実現する。地域経済一体化と多国間貿易交渉のプロセスを速め、貿易・投資の自由化と円滑化を引き続き推進する。先進国メンバーは、途上国メンバーに対する技術、資金援助を強化し、発展の不均衡を克服して、地域・世界経済の均衡のとれた、秩序ある、持続可能な発展を根本から促進すべきである。

    同日、陳徳銘商務相はまた、カナダのピーター・バンローン貿易相、インドネシアのマリ・パンゲストゥ貿易相と会談し、共に関心をもつ多国間、二国間問題について意見を交換した。(札幌6月5日発新華社)

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