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第6回東京―北京フォーラム開幕式での程永華大使のあいさつ
2010/08/30

 

    尊敬する来賓のみなさん、友人のみなさん

    きょう、中日両国の政界、経済界、学術界、報道界の同僚のみなさんが「第6回北京―東京フォーラム」に相集い、中日関係の一層の発展をはかり、アジアの共同の繁栄を探るため献策する。まず今回のフォーラムの開催に謹んで熱い祝意を表し、来賓のみなさんに心からのあいさつを述べたい。

    私は2005年に幸いにも「北京―東京フォーラム」の準備と創設の活動に参加した。この5年間に中日双方の共同の努力で、フォーラムが両国間の最も重要なハイレベルの公共的交流の場の一つになったことを喜んでいる。両国の政治、経済、メディア、学術などの分野の優れた人々が二国間関係および共に関心を寄せる問題をめぐって率直、誠実に意見を交換し、十分交流し、意思疎通をはかり、中日関係の改善と発展のために積極的役割を果たし、重要な貢献をしている。

    中国と日本は近隣で、友邦であり、交流には長い歴史がある。中国は改革・開放以来、不断の模索と実践を経て、国情にかなった発展の道を歩むことに成功し、自らの姿に天地を覆すような変化が起きた。この重大な歴史的過程の中で、日本は友好的隣国として、中国の近代化建設に対して貴重な支持と支援を行った。同時に中国の発展・繁栄、長期的安定は隣国日本にとっても得がたいチャンスである。日本は両国の各分野の協力を通じて、それまでになかった発展の余地と実益を得ている。事実が証明しているように、中日関係の変遷は常に両国のそれぞれの命運と緊密に関係している。国と人民の利益が、中日が友好的に付き合い、互恵協力を進めなければならないことを決定付けている。中日関係の長期的健全な安定した発展は複雑に目まぐるしく変化する国際環境の中で繁栄と発展を維持するための重要な条件である。

    中日は共にアジアの重要な影響力のある国であり、アジア振興の責任と使命を共に担っている。歴史が証明しているように、中日両国は「和すれば双方利し、戦えば双方傷つく」。中日両国の平和、協力はアジアの平和、安定、発展に有益で、その反対なら必ずアジアに損害をもたらす。

    われわれは、近年の中日関係の顕著な改善と発展を喜んでいる。政治面の相互信頼が日増しに強まり、経済・貿易協力が絶えず深まり、人文(人と文化)交流が絶えず拡大し、民意の基礎が充実している。こうした良好な局面と成果はたやすく得られたものではなく、心から大切にし、輝かせなければならない。

    また近年、中日両国をはじめ各国の共同の努力で、中日韓の協力、東アジアの協力さらにアジア全体の協力が着実に進み、好ましい進展を見せていることも喜んでおり、こうしたすう勢を続けさせるべきで、必ず続けることができる。

    国際、地域情勢は現在、深く変化しつつあり、中日関係は新たな発展のチャンスを迎え、アジアの協力も新たな発展のチャンスを迎えている。いかにして中日の戦略的互恵関係の内容を一層充実させ、両国関係をより大きく発展させ、アジアの協力を推進するかがわれわれの共通の課題である。「平和共存、子々孫々の友好、互恵協力、共同の発展」という壮大な目標を達成し、ともにアジアの振興をはかるうえで、われわれは多くの重大な課題に直面している。

    第一に、われわれは政治的相互信頼と戦略的相互信頼を一層増進しなければならない。両国のハイレベルの交流を続け、ハイレベルの直接対話と意思疎通を緊密にし、中日関係のために絶えず新たな活力を注入し、両国関係の現在の良好な発展のすう勢を維持し、強めなければならない。

    第二に、中日両国の経済・貿易協力関係が絶えず深まるのに伴い、われわれは相互補完の優位性を一層掘り起こし、それぞれの現実と長期的発展の必要と結びつけ、引き続き協力の規模を拡大し、協力の水準、レベルを高めなければならない。中日両国間の投資などの協力が双方向に発展する良好な勢いを維持し、経済・貿易協力を一層拡大し、深め、特に省エネ・環境保護、循環型経済、グリーン経済、防災減災などの面で一日も早い飛躍を目指し、両国の経済協力のタイプ転換と高度化の実現に努力し、世界に対して両国協力の新たな局面と新たな成果を示さなければならない。

    第三に、われわれはまた両国民の相互信頼と友好的感情を増進しなければならない。両国は地理的に近く、文化的に通じ合い、人の行き来が緊密である。今年、日本政府は中国公民の訪日観光のビザ制限措置を一段と緩和し、また上海万博も多くの日本人観光客を引きつけている。これらはみな両国民の往来を一層拡大するのに有益である。中日双方はこの面の仕事に引き続き力を入れ、長期的、持続的に取り組み、両国間の文化的、感情的つながりを強め、両国関係の一層の発展のために堅固な民意の基礎をしっかり固めなければならない。

    第四に、われわれは確実に一段と努力し、中日韓の協力を推進し、FTA(自由貿易圏)の研究、交渉プロセス、設置を急ぎ、東アジア協力を推進し、アジア地域統合に向けて新たに貢献しなければならない。

    中国政府は「善意をもって隣国に接し、隣国をパートナーとする」周辺外交の方針を堅持している。新たな情勢の下、中国は日本と共に努力し、両国関係をよりレベルの高い、より幅広い発展を一層推進し、両国民に幸福をもたらし、ともにアジア振興に努力することを願っている。

    最後に、中日双方の代表が今フォーラムで率直、誠実に交流し、互いに啓発し、中日関係の長期的発展にかかわる重要な議題について、確実な透徹した見解を発表し、より一層先見性のある提案を行い、両国関係の長期的発展をはかるため引き続き積極的に努力し、貢献することを心から期待している。

    みなさんありがとう。



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