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「皆さんは中日友好の功臣」
――温家宝首相、日本の民間友好人士と面会

    「きょうの表彰式はいつもと違うものだ。ここで日本の友人と会うことができ、感激している。中日国交正常化は難しい曲折した道を歩んだ。この過程で重要な役割を果たしたのは人民であり、あなた方は中日友好の功臣だ」、温家宝首相はこのように述べた。

    30日午後、温首相は韓国訪問と第3回中日韓首脳会議出席を終え、日本訪問のために東京に到着した。訪日の最初のスケジュールは日本の民間友好団体、友好人士の代表と会見することだった。

    現地時間午後6時50分ごろ、温首相は宿舎のホテルに到着するとすぐに「中日友好貢献賞」の授与式に出席した。

    大きな拍手の中で、温首相は日中友好協会、日本国際貿易促進協会、日中文化交流協会、日中友好議員連盟、日中経済協会、日中協会、日中友好会館、中国帰国者日中友好の会、松山バレエ団、日本花甲志願者協会の責任者および平山美知子、有馬朗人、千玄室、坂田和子、上野茂子各氏に「中日友好貢献賞」を授与した。

    「歴史はあなた方を銘記し、中日両国人民はあなた方を銘記するだろう。中国政府と人民を代表して、あなた方に崇高な敬意を表したい」、温首相はこう述べた。

    古い友人と会えば、格別親しみがわく。長年、中日友好に重要な貢献をしてきたこれらの日本の友人と会い、温首相は感慨深げに次のように述べた。中日友好7団体はずっと中日友好協力の主力軍だった。数十年間、あなた方は両国の友誼を再建するために心と力を尽くし、奔走し、呼びかけた。あなた方の心血は無駄にはならず、中日国交正常化に際立った貢献をした。国交正常化から38年、あなた方はまた独特の強みを発揮し、引き続き中日友好に力を尽くしており、私はあなた方に感謝しなければならない。

    賞を手にした松山バレエ団総代表の清水哲太郎氏、洋子さん夫妻に、温首相は「松山バレエ団は中国で有名だ。あなた方は中日の文化をつなぐ絆であり、民間の友誼の先駆者であり、感謝したい。中国での再度の公演を歓迎する。これは中国人民の願いだ」と述べた。

    また「日本花甲志願者協会も中国で有名だ。あなた方はみな60歳近くで、古希を過ぎた人もおり、中日友好協力に貢献し、新たな一章を記しており、感謝したい」と述べた。

    さらに「昨年、私は幸いにも北京で中国帰国者日中友好の会の代表と会見した。あなた方は中南海・紫光閣で『私には二つの家があり、一つは東瀛(日本の意)、一つは中華』と歌ってくれた。あの時、われわれは目に熱い涙をためていた。あなた方は確かに中国も自分の家としており、感謝している」と述べた。

    温首相は次のように語った。私は中日友好の基礎は民間、草の根にあるとずっと考えている。この力を小さいものとはできない。中日友好を前進させており、皆さんが引き続き重要な役割を果たし、中日友好事業のためにしかるべき貢献をするよう希望する。

    表彰式の後、温首相は日中友好7団体と華僑4団体が合同で開いた歓迎夕食会に臨んだ。温首相が会場に入ると、全員が起立し、大きな拍手を送った。

    会場の多くの日本の友人は3年前の温首相の「氷を解かす旅」をはっきりと覚えていた。国会での演説には11回の拍手が起きた。温首相は日本の一般の人たちと交流し、いくつかの美談も伝えられた。

    日中友好議員連盟の高村正彦会長はあいさつで、2007年に温首相が訪日して以来、両国関係は固められ、発展しており、今回の訪日で両国協力のレベルが一層向上することを希望していると述べた。

    大きな拍手と会場の人々の期待のまなざしの中で、温首相は演壇に立った。はっきりした力強い声が会場に響いた。「あいさつの原稿がない。だから、わかりやすいように注意してあいさつしたい」と語った。

    温首相は3年前の訪日の様子を感慨深げに振り返った。その飾り気のない誠実な言葉は会場の一人ひとりの心を打った。

    「私は中日関係を発展させるうえで最も重要なのは相互信頼を確立することであることを知っている。人と人の間には相互信頼が必要だが、国と国の間も同様である。相互信頼があれば相互理解ができ、相互信頼があれば誤解を解くことができる」、温首相はこう述べた。

    また「中日間には懸案の問題がまだあり、両国人民には互いに理解していないところがまだあるが、真心はこれらをすべて変えるのに役立つことを私は知っている」と強調した。

    温首相は強い調子で次のように述べた。中国は平和的発展、調和した発展、持続可能な発展の道を歩むことを堅持している。将来、強大になっても決して他国の脅威となることはなく、永遠に覇権を求めることはない。われわれは日本が戦後、平和の道を歩んだことを称賛しており、日本がこの道を歩み続け、日本に繁栄、隆盛をもたらし、アジアに平和と安寧をもたらすことを希望している。

    「われわれは現在、世界的金融危機に対応しており、国際的枠組みの大変革、大調整の時期にある」、温首相は声を大きくしてこう述べ、さらに「中日両国は友誼と協力を深め、同舟相救い、共に難局を乗り越えなければならない。中日協力の分野は広く、共に推進すべき事業が多い。相互信頼を増進し、協力を強化するなら、必ず固い戦略的互恵関係を築くことができる」と強調した。

    温首相のあいさつに何度も大きな拍手が起きた。

    最後に温首相は今回の訪日のために作った漢字俳句を心を込めて詠んだ。「融氷化春水、雨過青山分外翠、大地生イ(くさかんむりに威)ズイ(くさかんむりに、いのこへんに、生」(氷が解けて春の水となり、雨があがって青山は格別翠で、大地に草木が生い茂る)。

    会場から再び大きな拍手が起きた。

    温首相は中日関係の改善と発展に貢献した先輩政治家の親族である田中真紀子、大平裕、大平知範、園田博之、園田天光光の各氏および前回の訪日で知り合った京都の農家の長浜義和氏一家らとあいさつを交わし、親しく話し合い、友情を温めた。会場は歓声と談笑が絶えず、温かく友好的雰囲気にあふれていた。(東京5月30日発新華社)



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