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温家宝首相 日本人孤児謝恩訪中団と会見

    温家宝首相は11日、中南海紫光閣で、日本の中国侵略戦争の孤児池田澄江さんを団長とし、野田毅日中協会会長を名誉団長とする、中国人民の養育の恩に感謝する日本人孤児訪中団と会見した。

    温首相は日本人孤児謝恩団に歓迎の意を表した後、次のように述べた。

    ▽中日両国は一衣帯水の隣邦で、両国人民の友好往来は二千年余り前に遡る。日本軍国主義が起こした中国侵略戦争は、中国人民を極めて大きな災難にあわせ、日本人民にも苦しみを与えた。この侵略戦争の責任はごく少数の日本軍国主義分子が負うべきで、日本人民も被害者である。戦争の痛手を受けた中国人民は戦後、恨みを日本人民に向けないだけでなく、大きな度量により、幾重もの困難を克服して、中国に残された日本人の子供2800人余りを引き取って育てた。代表団の中の多くの人はその体験者であり、中国で幼年、青年時代を過ごした。中日国交正常化後、中国政府は中日友好と人道主義から出発して、孤児の肉親捜しを強力に支援し、これまでに大多数の孤児が日本に帰って定住している。今回皆さんは再び故郷を訪ね、養父母や親しい友人と会い、感慨もひとしおだっただろう。そして再び中国の養父母の愛情を感じ、中国人民の日本人民に対する真摯な気持ちを感じただろう。

    ▽多くの孤児が日本に帰った後も中国の養父母の恩を忘れず、また中日友好事業に積極的に投じている。昨年汶川地震が起きると、日本人孤児は自分の生活も必ずしも裕福でないなかで、積極的に援助の手を差し伸べ、被災地に「日中友好希望小学校」を建て、中日友好に新たな内容を付け加えた。

    ▽われわれは孤児たちの帰国後の生活を気遣っているが、自分たちの努力および日本政府と社会各界の支援や援助によって、皆さんが必ず幸福で安定した生活を送れるものと信じている。

    ▽歴史が教えているように、中日両国は和すれば共に利を受け、戦えば共に傷つく。中日友好は両国人民の根本的利益に合致し、中日の友好協力関係を発展させることは両国にとり、アジアにとり、世界にとって重要な意義がある。双方はあくまでも歴史を鑑とし、未来に目を向け、中日の四つの政治文書の原則と精神に基づき、平和共存、互恵協力、共同の発展、子々孫々の友好によって、アジアおよび世界の平和、安定と繁栄にしかるべき貢献をすべきである。

    日本人孤児謝恩団の団員たちは次々に発言し、次のように話していた。育ててくれた中国の父母の恩は山より高く、海より深い。いまは日本に住んでいるが、中国の肉親や故郷への思いは深い。今回、家に戻った感激は言葉では言い尽くせない。これからも日中友好事業に力を尽くし、両国人民の子々孫々の友好のために力を捧げたい。

    会見の後、温首相は謝恩団の団員と記念撮影をするとともに、かつて周恩来首相が暮らし仕事をした中南海西花庁を一緒に見学した。

    これらの活動には劉京・公安次官、張志軍外務次官、井頓泉中国人民対外友好協会副会長のほか、宮本雄二日本大使が参加した。

(北京11月11日発新華社)



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