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胡錦涛主席 ニューヨークで鳩山首相と会見

    中国の胡錦涛国家主席は21日、ニューヨークで日本の鳩山由紀夫首相と会見した。

    胡主席はまず鳩山氏の首相就任に祝意を表し、鳩山氏が長期にわたり中日関係の改善と発展のために積極的な役割を果たしてきたことを高く評価した。そして鳩山首相の在任中、中日関係に一層前向きに発展する新たな気運が現れ、一層広々とした展望が開かれるよう希望し、またそうなるものと信じていると述べた。

    胡主席は次のように指摘した。中日両国は一衣帯水の友好的隣国で、両国はともにアジアと世界の重要な国である。中日関係は双方にとって最も重要な二国間関係の一つである。中日国交正常化から37年、双方の共同の努力で、両国の各分野の交流・協力がこれまでにない水準に達した。特に2006年に中日関係の好転が実現してから、両国指導者が緊密に相互訪問し、接触して、中日の戦略的互恵関係の構築を決定し、双方が初めて戦略レベルで両国関係の位置付けを行い、計画を立てた。昨年、私が日本を公式訪問し、双方は中日間の4番目の政治文書を発表し、中日関係の今後の発展の青写真を描き、21世紀の両国関係の発展方向を指し示した。中日関係の改善・発展は両国と両国人民に大きな利益をもたらすだけでなく、アジアひいては世界の平和、安定、繁栄にも積極的に貢献するものである。

    胡主席は次のように指摘した。中国は常に戦略的見地と長期的角度から中日関係を考え、発展させており、われわれは今後も中日友好政策を続け、日本と共に両国の平和共存、子々孫々にわたる友好、互恵協力、共同の発展という大目標の実現に力を尽くす。現在、国際情勢は複雑かつ深く変化している。中日の共通の利益と共通の挑戦(試練)はともに多くなっており、両国関係はより高いレベル、より広い範囲で発展する重要な好機を迎えている。中国は日本と共に両国人民の根本的利益に着目し、世界の発展の潮流に従い、中日の戦略的互恵関係を持続的に深く発展させることを願っている。

    胡主席は中日関係の発展について次の5項目の提案を行った。1、ハイレベル交流を強化し、政治面の相互信頼を増進する。両国指導者は引き続き接触し、両国関係の発展に絶えず政治的原動力を注入することができる。2、経済貿易協力を強化し、利益の結びつきを強化する。中日はともに世界の主要な経済体で、互いに最も重要な経済貿易パートナーであり、経済貿易協力の強化は両国が国際金融危機の衝撃を一日も早く乗り越え、両国と世界の経済回復を促すのに役立つ。今年6月の第2回中日ハイレベル経済対話が日本で開かれ、成功を収め、当面と今後一定期間の両国の経済貿易協力の目標が決まった。双方の関係機関は確実な措置をとり、対話の成果を全面的に実行に移し、両国の経済貿易協力をより高いレベルに前進させなければならない。3、国民感情を盛り上げ、民意の基礎を固める。双方は中日友好の時代の潮流に着目し、青少年、中・青年幹部、文化、メディアの交流をやめることなく続け、両国の国民感情を絶えず改善しなければならない。4、アジアにおける実務協力を強化し、国際実務における協調を推進する。中日は地域の重要な国として、朝鮮半島非核化推進にともに力を尽くし、北東アジアの平和・安定を守らなければならない。双方はまた国際金融危機への共同対応、気候変動、環境・エネルギーなどグローバルな挑戦について対話、協調、協力することができる。5、意見の相違を適切に処理し、友好の大局を守る。中日は行き来が緊密な近隣国で、両国関係にいくつかの問題と意見の相違が現れるのは避けがたく、これに対して双方は大所に目を向け、正しくとらえ、位置付けし、慎重かつ適切に処理して、両国関係の安定的発展という大局に影響を与えるのを防がなければならない。

    胡主席は次のように強調した。歴史問題と台湾問題は中日関係の政治的基礎にかかわるものである。この二大問題の慎重かつ適切な処理は、中日関係の健全かつ安定した発展の基本的前提であり、カギである。中国は日本が約束を守り、中日関係の大局から出発し、関係する重大な問題を慎重かつ適切に処理することを希望する。

    鳩山首相は中華人民共和国成立60周年に祝意を表すとともに、中国の発展は世界の平和と経済発展に重要な貢献をしていると述べた。鳩山首相は両国関係を一層発展させることについての胡主席の提案に全面的に賛同するとともに、日本政府と国民は中国との友好関係を発展させることを希望しており、日本は日中の戦略的互恵関係を前進させ、内容を充実させ、ハイレベルの交流を一層強化し、相互理解・信頼を強化し、両国間の経済貿易など各分野の実務協力を深め、両国の国民感情を盛り上げ、アジアの地域協力を強化するため力を尽くすと表明した。

    鳩山首相は、日本政府は歴史問題で「村山談話」の精神を堅持し、台湾問題で引き続き日中共同声明を順守すると表明した。

    双方はまた気候変動、朝鮮半島情勢などについて意見を交換した。

    中国側から王岐山、令計劃、王滬寧、戴秉国各氏が会見に同席した。

(ニューヨーク9月21日発新華社)



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