トップページ > 旧版网站栏目 > 中日関係
たえず発展する中日の戦略的互恵関係

    日本の麻生太郎首相が温家宝首相の招きで29日から30日まで中国を公式訪問する。東京の世論は、今回の訪問は中日の戦略的互恵関係を固め、深めるうえで重要な影響を与えるだろうとしている。

    日本は中国の重要な隣国であり、両国は一衣帯水で、二千年余りの友好交流の歴史がある。1972年、両国は「中日共同声明」を発表し、国交正常化を実現した。その後、友好協力関係は発展を続け、1978年と1998年にそれぞれ「中日平和友好条約」と「中日共同宣言」が調印された。この三つの政治文書は両国の友好協力関係発展の重要な基礎となっている。

    数年前、日本の政治指導者が内外世論の強い反対を顧みず、独断専行し、第二次世界大戦のA級戦犯を祀る靖国神社の参拝を続け、中国人民の感情を大きく傷つけた。そのため両国の政治関係は一時、国交正常化後にはなかった厳冬期に陥った。双方のハイレベルの相互訪問が中断し、各方面の交流が重大な影響を受けた。

    中日関係の一時的な困難な局面を乗り越えるため、両国の長期的安定的友好協力関係の発展に尽力している中日各界の人々は努力を続けた。2006年10月、当時の安倍晋三首相が中国への「氷を砕く旅」を実現した。この訪問で双方は共通の戦略的利益に基づく互恵関係の構築に努め、両国の平和共存、子々孫々の友好、互恵協力、共同の発展という崇高な目標を達成するために努力することで合意した。また引き続き三つの政治文書の諸原則を順守し、歴史を直視し、未来に目を向け、両国関係の発展に影響する問題を適切に処理し、政治と経済の両輪を力強く回転させ、中日関係をより高いレベルに進めることで合意した。その後、温家宝首相と当時の福田康夫首相がそれぞれ2007年4月と12月に相手国を訪問した。「氷を溶かす旅」、「春を迎える旅」と呼ばれたこのハイレベル訪問で、戦略的互恵関係構築の基本的精神と基本的内容が一層明確にされ、両国間の多くのレベルの交流と各分野の協力を強化することで共通認識が得られ、手配が行われた。

    こうしたハイレベル相互訪問の予熱の下で、昨年5月、胡錦涛国家主席の「暖かい春の旅」が実現した。この訪問で双方は「中日の戦略的互恵関係の包括的推進に関する共同声明」を発表した。これは両国関係の長期的発展の指導原則を決め、今後の発展の計画をたてたもので、中日間の第4の重要な政治文書となった。胡主席の日本訪問は成功を収め、両国関係は厳冬期に完全に終止符を打って、本当に暖かい春を迎えた。

    胡主席の訪日成功に後押しされ、両国の各レベル、各分野の交流・協力は一層深まり、戦略的互恵関係は絶えず発展している。昨年から両国のハイレベル交流は頻繁になった。「中日青少年友好交流年」の一連の活動で両国の数千人の青少年が相手国を訪ね、相互理解を増進し、中日の子々孫々にわたる友好の種をまいた。「5・12」ブン川(ぶんせん)=ブンはさんずい+文=大地震が起きると、日本は真っ先に救援隊と医療チームを被災地に派遣し、日本各界も続々と支援の手を差し伸べ、義援金・物資を贈った。北京五輪の際、福田首相が開会式に出席し、日本各界も強い関心をよせ、強力に支援した。これらのことで両国人民間の友好的感情が深まり、協力強化のための一段と有利な雰囲気がつくられた。

    同時にもともと緊密だった経済・貿易協力は一段と勢いを増した。2007年に中国本土が日本の最大の貿易相手になったのに続き、中日貿易は昨年さらに伸びた。最後の数カ月に世界的金融危機の影響を受けたものの、昨年の貿易総額は前年比13%増の2668億㌦に達した。

    麻生首相は昨年9月の就任に先立ち、日中友好を通じて両国の共通利益の実現という目的を果たしたいと表明した。首相就任後も多くの場で中国の指導者と会談し、両国は相互理解・信頼を深め、戦略的互恵関係を一層発展させなければならないと何度も表明している。    (東京4月28日発新華社)



[Suggest To A Friend]
       [Print]