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崔天凱大使が「中日平和友好条約」締結30周年記念レセプション
2008/10/28

    10月27日夜、崔天凱大使は東京のホテル・ニューオータニでレセプションを催し、日本の友人と共に、「中日平和友好条約」締結30周年を盛大に祝った。これには河村建夫内閣官房長官、江田五月参議院議長、二階俊博経済産業相、中曽根康弘、海部俊樹、森喜朗元首相、福田康夫前首相、細田博之自民党幹事長、笹川尭同総務会長、加藤紘一日中友好協会会長、野田毅日中協会会長、林義郎日中友好会館会長、辻井喬日中文化交流協会会長、御手洗富士夫経団連会長、小林陽太郎新日中友好21世紀委員会日本側座長、清水哲太郎松山バレエ団団長夫妻ら、日本各界の名士500人余りが出席した。

    崔天凱大使がまずあいさつし、次のように述べた。「中日平和友好条約」の締結は中日関係史における重要な里程標である。条約の原則と精神は強大な生命力をもち、今後の両国関係の発展を導く重要な意義をもっている。3日前、胡錦涛主席と麻生首相が北京で、中国人民対外友好協会と中日友好協会主催の記念レセプションに揃って出席し、重要な演説を行った。これは中日双方が条約の原則と精神を高度に重視していることをよく示すもので、条約の歴史的地位と現実的意義が再度証明された。

                                    

    崔大使は次のように強調した。今昔を思い比べ、われわれは両国の古い世代の政治家のことを深くしのんでいる。高みに立って遠くを見通し、卓越した胆略と英知を示し、幾重もの困難を克服して、中日関係の新紀元を共に切り開いたのはこれの先輩だった。われわれはまた、両国の友好団体と各界の有識者に敬意を表さねばならない。複雑で困難な環境の中で、中日平和友好のために声をあげ奔走し、最終的な条約締結のために幅広い社会的共通認識を積み重ね、厚い大衆基盤を築き上げたのはこれらの人々だった。

                                 

    崔大使はさらに、次のように指摘した。条約締結によって、両国人民それぞれの根本的利益と長期的発展に合致する共存の道が確立された。中日両国は隣国で、共にアジアの重要な国であり、利害関係が深く、運命を共にしている。両国の長い交流史の中で、平和共存、互恵・ウィンウィンの実現はずっと両国の命運にかかわる重大な課題であった。両国人民はまた、近現代史において、半世紀にわたる大きな不幸を経験した。平和友好条約の締結によって、歴史上はじめて、中国と日本の平和的共存、代々の友好の法的枠組みが確立され、両国関係の長期的、健全な、安定した発展のためのしっかりした基礎が築かれた。中日双方がその後の30年間、たえず妨害を排し、思い切って幅広い分野の友好交流と協力を推し進め、両国の長期的発展に役立つ共通の利益を追求できたのは、条約による保障があったからである。今年は中日間の条約締結30周年にあたり、中国の改革・開放30周年にもあたるが、この二つの30年の間の内在的関係は、このような単純で深い道理を説明するのに十分である。

                                         

    崔大使は次のように強調した。「中日平和友好条約」の意義と影響は、二国間関係を超え、アジアさらには世界全般の平和、安定と発展にすでに恩恵を与えており、今後も与え続けるだろう。最近の米国発の国際的金融の嵐は、世界各国が手を携えて協力し、共に難局に直面するという現実的緊急性を一層際立たせている。この意味で、「中日平和友好条約」によって確立された原則と精神は、時代の光芒を放っているといえる。

                                         

    崔大使は最後に次のように表明した。いま中日関係は歴史の新しいスタート地点に立っている。中国は日本と共に努力して、条約締結30周年を契機に、政治的相互信頼を増進し、互恵協力を深め、友好交流を拡大し、中日の戦略的互恵関係を持続的に深く発展させることを願っている。中日双方が手を携え、一致協力すれば、必ず「中日平和友好条約」という両国間の「鉄の橋」を「金の橋」に変えて、両国の関係をさまざまの風雨の試練に耐えさせ、「平和共存、代々の友好、互恵協力、共同の発展」という壮大な目標に向かって大股で前進させることができ、両国の子孫末代によりよく幸福をもたらし、人類社会によりよく貢献することができるものと信ずる。

                                       

     河村官房長官が日本政府を代表して、「日中平和友好条約」締結30周年に祝意を表した後、次のように述べた。2008年は日中関係において記念すべき、重要な意義のある年だ。胡錦涛主席の二度にわたる訪日など、両国間の頻繁なハイレベル交流によって、日中戦略的互恵関係が着実に発展し、日中関係は活力に満ちている。麻生首相は先週末に訪中し、胡錦涛主席、温家宝首相と、両国の各分野における協力と交流をさらに推進し、地域および国際問題をともに対応することについて十分な意見交換を行い、幅広い共通認識に達し、当面の国際情勢下で日中が協力を強化する重要性を確認しあった。今回のアジア欧州首脳会合に出席した際、日本側は中国が議長国として優れたリーダシップを発揮していると感じた。今回の会合は世界金融危機など大きな問題について積極的なメッセージを発出し、所期の成果を収めた。麻生首相は今回、中国人民対外友好協会と中日友好協会主催の「中日平和友好条約」締結30周年記念レセプションにも出席し、中国側と共にこの記念すべき年を祝った。今夜、われわれはここで再び条約締結30周年を祝って、日中関係の重要性を再度確認できた。麻生首相が北京で述べたように、日中両国は引越しできない隣人で、良好な日中関係は双方にとっても不可欠であり、日本政府は日中の戦略的互恵関係をの更なる具体化のために尽力していきたいと考えている。

    福田前首相は乾杯のあいさつで、次のように述べた。30年前、園田直外相と黄華・外相が北京で「日中平和友好条約」に調印し、私も当時の福田赳夫首相、大平正芳幹事長とテレビの中継でこの歴史的瞬間を見守った。当時の様子はいまもありありとみえるようだ。条約締結30年来、日中関係が大きな発展をとげたことは、まことに喜ばしい。昨年の訪中の際には、中国側の手厚いもてなしをいただき、胡錦涛主席はじめ中国の指導者と実り多い会談を行うことができた。今後も日中両国は未来志向の戦略的互恵関係を共に築く面で一層大きな歩みを踏み出すべきである。

    レセプションでは条約締結と日中関係の歩みを再現するスライドが上映され、出席者の強い共感を呼んだ。また在日華人芸術家が舞台に上がって、日本でもよく知られた中国の曲目を披露し、盛んな歓迎を受けた。レセプションは終始、友好の熱気に包まれていた。

 


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