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温家宝首相と福田康夫首相が会談
2007/12/29

 中国の温家宝首相は28日、北京の人民大会堂で、同国を公式訪問している日本の福田康夫首相と会談した。チャンスをとらえ、中日関係を新たにより大きく発展させるため努力していくと双方は表明した。

 温首相は次のように話した。中日友好は大勢の赴くところ、人心の向かうところだ。中日の善隣友好協力関係を維持強化することは双方の唯一の正しい選択であり、両国人民の根本的利益にかなっており、北東アジアやアジア全体の平和と発展にも役立つ。中日関係は改善と発展の重要な時期を迎えており、双方はこの有利な時機をとらえ、戦略的互恵関係を行動に移し、両国関係を長期発展、健全発展、安定発展の軌道に乗せるべきだ。

 また次のような提案を行った。双方は首脳による相互訪問と国際舞台での会合という好ましい傾向を保ち、中日関係や共に関心を寄せる問題に関するハイレベルの調整と意思の疎通を適時に行い、政治面の相互信頼を深めなければならない。ハイレベル経済対話などの仕組みを利用して、エネルギー、環境保護、金融、ハイテク、情報通信、知的財産権保護など重点分野の協力を大々的に展開、経済貿易協力の質と効果を高めるべきだ。中日平和友好条約締結30周年を共同で記念し、人文交流を拡大、「中日青少年友好交流年」を成功させ、両国人民の友好的感情を増進する必要がある。防衛交流と政治安全保障対話を強化し、防衛相と海上自衛隊艦船の訪中計画を都合のよい時期に実行に移すべきだ。歴史問題と台湾問題を適切かつ慎重に処理し、両国関係の政治基盤を守らなければならない。

 福田首相は次のように述べた。日中両国がアジアと世界の平和と発展に、今日のように大きな貢献をしたことは過去にもなかった。日中が協力を強化、アジアと世界に責任を負うことは時代の要請であり、アジア各国の国民と国際社会が一様に期待している。双方はチャンスをとらえ、互恵方式によって二国間の協力や東アジアの発展を促進、気候の変動に対応する分野の協力を進めるべきだ。

 さらに次のように表明した。2008年に日中関係が飛躍的に発展することを日本側は願っている。中国側と緊密に協力し、胡錦涛主席の訪日と日中青少年友好交流年を成功させたい。北京五輪の成功を祈っており、そのために積極的に協力していく。日本側は第1回日中ハイレベル経済対話の成果を積極的に評価しており、双方は第2回対話の準備に力を入れていくべきだ。双方が気候変動、環境保護、エネルギー、投資、知的財産権保護、食品安全分野の交流と協力を強化することを望んでいる。日中の防衛交流は着実な進展を収めており、双方が艦船と若手将校の相互訪問を継続し、相互理解と信頼を深めることを願っている。双方が人文交流や議会交流を強化することも望んでいる。

 福田首相は次のように強調した。台湾問題において日本側は日中共同声明で表明した明確な立場を貫いており、日本側は「二つの中国」または「一中一台」(一つの中国、一つの台湾)をやらず、「台湾独立」を支持せず、台湾の国連「加盟」を支持せず、「台湾名義の国連加盟住民投票」を支持しない。

 また次のように表明した。人々に苦痛を与えたあの歴史を心から反省しなければならないと日本側は主張している。日本は平和発展の道を歩んでおり、未来志向の日中関係を構築していきたい。

 両首相は東海問題についても意見を交換し、以下のような共通認識に達した。

 1、両国指導者の今年4月の5項目の共通認識の精神を引き続き堅持し、東海を平和・協力・友好の海にする。

 2、双方はすでに協議のレベルを高め、東海問題の具体的解決方法について真剣かつ実質的討議を行い、前向きの進展を収めた。

 3、双方は局長レベル協議の枠組みを維持すると同時に、必要に基づき引き続き次官級協議を行い、中日関係の大局と国際法から出発し、これまでの進展を踏まえ、共に努力し、解決方法について早期一致を目指すことで合意した。

 4、東海問題の適切な解決は中日双方の利益に合致するもので、双方は両国関係を一層発展させる中で、この問題の早期解決を目指すことで合意した。

 双方は、共に関心を寄せる地域問題や国際問題についても意見を交換した。

 会談後、温首相と福田首相は、青少年友好交流年や科学技術分野などの協力に関する文書の調印式に出席した。その後、両首相は共同記者会見に臨んだ。

 会談に先立ち、温首相は福田首相の訪中を歓迎する式典を開いた。農工民主党の汪紀戎副主席、万鋼・科学技術相、戴秉国外務次官、国家発展改革委員会の朱之鑫副主任、陳徳銘商務次官、崔天凱駐日大使が歓迎式に出席した。

 (北京07年12月28日発新華社)

 

 

 

 



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