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北京で第3回中日与党交流協議会 谷垣自民党政調会長らが基調発
2007/11/24

 

 第3回中日与党交流協議会が22、23の両日、北京で開催された。双方の代表約30人が友好的で率直な雰囲気のなか、政治面の相互信頼を増進、戦略的互恵協力を深めることなど、重大な問題について突っ込んだ意見交換を行った。会議は中国共産党中央対外事務弁公室の裘援平副主任の司会で進められ、中国共産党中央対外連絡部の王家瑞部長、自民党政調会長の谷垣禎一氏、公明党政調会長の斉藤鉄夫氏が基調発言を行った。

 王家瑞氏は冒頭、中国共産党第17回全国代表大会の主な精神について紹介するとともに、中国の発展戦略と外交方針について重点的に説明し、胡錦涛総書記が第17回党大会で発表した外交政策は、中日関係を含む対外関係についての今後の指針を明らかにしたものだと述べた。

 また中日関係が現在、好ましい発展傾向を保っていることを積極的に評価し、次のように話した。この1年余りの間、中日双方は戦略的互恵関係を構築するため大量の活動を展開し、大きな成果を収めている。両国首脳による往来は頻繁で、各分野の交流と協力を着実に促してきた。経済分野では、ハイレベル経済対話が正式に始動し、エネルギー、環境保護、金融、ハイテク分野の協力が一段と深まっている。文化交流と人員往来では、国交正常化35周年関連のイベントや中日文化スポーツ交流年などが成功裏に開催され、相互理解と友情が大幅に深まった。双方は地域社会や国際社会でも、好ましい意思の疎通と協力を行っている。

 さらに次のように指摘した。現在の中日関係は重要な発展期を迎えている。得がたい発展のチャンスを迎えているが、軽視できない問題や課題にも直面している。隣国である中日両国の関係に問題が発生するのは不思議なことではないが、重要な点は双方が尊重しあい、対話の姿勢を貫き、粘り強く意思の疎通をはかり、問題を冷静に処理し、世代友好、互恵とウィンウィン(共に勝者になること)の大局を着実に守ることだ。中日関係の健全で安定した発展を推進するためには、今後もハイレベルの交流を積極的に展開しなければならず、特に指導者の接触と相互訪問を保つ必要がある。政治面の相互信頼をたえず強化し、二国間関係の政治的基盤を守ることに努力し、三つの政治文書の原則と精神を厳格に守り、歴史問題と台湾問題を正しく処理しなければならない。二国間の経済貿易協力と多国間の経済貿易協力をたえず強化する必要がある。二国間の人文交流を大いに強化し、国民間の相互理解と友好的感情をたえず増進しなければならない。

 王家瑞氏は中日両国の友好のため、両国の政治家が新たな貢献をするよう呼びかけ、次のように指摘した。中日与党交流協議会が誕生したのは、両国関係が厳しい政治的障害に直面していた特別な時期だった。協議会は中日関係を転換改善することに重要な役割を果たした。現在の中日関係は、より高いレベルへと向かうチャンスを迎えており、戦略的互恵関係を新たな段階に推し進めるため、両国与党関係者に英知を発揮してもらい、献策してもらうことが、第3回中日与党交流協議会を開いた目的だ。

 中央政策研究室の鄭新立副主任、中央対外事務弁公室の裘援平副主任、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)環境資源委員会の王涛・委員も発言した。

 鄭新立氏は中国の今後の発展に関する方針や政策について説明し、中国が迎えている発展のチャンスは中国だけのものではなく、日本が迎えているチャンスでもあり、中日両国は経済協力を強化し、互恵というウィンウィンの結果を実現することができる、と指摘した。

 裘援平氏は次のように強調した。両国の与党と指導者は各自の国と国民に責任を負い、地域の共通の利益に責任を負う精神に沿って正しい戦略をとるよう導き、絶好のチャンスをとらえて戦略的互恵関係を健全に発展させる責任と義務を負っている。

 二国間の環境保護協力について、王涛氏は「中日両国の環境保護協力は、幅広い分野で協力を進めることができる、大きな成果が期待できる、互恵とウィンウィンを実現することができる、潜在力が非常に大きい、という四つの特徴をもっている。環境保護協力は両国人民に利益をもたらすもので、両国関係の健全な発展に役立つ」と指摘した。

 日本側の代表は次のように表明した。日中与党交流協議会は両国関係の発展に積極的役割を果たしてきた。国際情勢がどのように変わっても、両国の友好関係の基礎が揺らぐことはない。日中両国は一衣帯水の隣国で、二国間の対話と交流は一段と緊密になっており、相互理解が拡大すればするほど、深まれば深まるほど、地域社会と国際社会に役立つ。

 また日本政府の内外政策について説明し、次のように指摘した。人員交流と観光協力の強化、特に環境保護、資源、エネルギー分野の協力の強化は、戦略的互恵関係の構築にとって重要な意味をもっている。

 双方が中日与党交流協議会を正式に立ち上げたのは04年3月で、党間交流を通じて両国関係を安定的かつ健全に発展させることが協議会を立ち上げた目的。

  (北京07年11月23日発新華社)

 

 



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