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学術交流・協力強化でウィンウィン達成 中日両国の大学学長がアピール
2006/12/09

 

 北京大学、復旦大学、京都大学、慶応義塾大学など中日両国の有名大学27校は9日、上海で開いた「中日大学学長フォーラム第1回学術シンポジウム」で、「両国の学生・学者の交流と協力を深める」共同アピールを発表した。

 内容は、▽学生の幅広い交流を強力に支援し、両国青年の相互理解と友情を促し、学生が両国の大型イベントに参加して共に関心をもつ問題を討議する条件を整える▽東アジアの国際関係と中日関係に関する学者間のさまざまな形の共同研究と交流を強力に推進し、それにより両国関係の安定およびアジアの経済繁栄と平和・安定で積極的役割を果たす――ことなど。

 中国の章新勝教育次官は、現在、日本から中国への留学生は2万足らずで、中国から日本への留学生は約8万前後であり、教育省が「両国の学生、教官の交流・学習を促進する一連の政策を定めるとともに、中日共同で留学生を育てることを奨励し、両国の政治、経済、文化交流のためのよい環境を整える」ことを明らかにした。

 中国の有名な北京大学はこれまで日本の25の大学と交流取り決めに調印し、定期的に学生を交換して、大学協力の有効な方法を探っている。許智宏学長は次のように語った。北京大学と早稲田大学は、毎年学生や教師を交換するほか、北大―早大学術委員会、北大―早大教育共同センターを設立して、両校で交互に合同学術会議を開き、共同講座を開設するほか、両方の学位を与える体制をつくっている。今年までに、北大と早大は20人の博士を共同で育てた。

 慶応義塾の安西祐一郎学長は次のように語った。現在、慶応大学は中国の20余りの大学と協力しており、留学生交換が頻繁で、両国の理解のために積極的役割を果たしている。しかし単位転換、奨学金の金額と支給範囲、言葉の障害などのため、両国の大学間で交換される優秀な学生の数は比較的少ない。「中日両国は将来性のある若い学生の架け橋となる必要があり、慶応大学では中日共同大学院を設立して、両国の文化に通じたエリートを育て、友好交流を支えることを計画している」

 近年、復旦大学が受け入れる日本人留学生の規模はずっと600人前後に保たれているが、復旦から毎年日本に留学する学生は30人前後にとどまっている。王生洪学長は、日本へ交流に行く中国人学生の規模をさらに増やす必要があるが、同時に復旦はもっと多くの日本人留学生を迎えるため、毎年100万元(1元=約15円)の留学生入学奨学金を設けることにしていると語った。

 「国と国の間の協力は、結局のところ人と人の協力、人民と人民の間の相互信頼、相互利益に基づく協力であり、私は両国学長の共同の努力により、必ず民間の視点から教育、文化各分野の中日交流・協力を一層促進して、中日関係が持続的改善の方向へ安定的に発展するための新たな原動力を添えることがきると信じている」、章新勝氏はこのように話した。

 (上海12月9日発新華社)

 



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