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汪婉駐日中国大使夫人,神奈川県日中友好協会の新年会に出席
2014/01/31

   1月29日、神奈川県日中友好協会(友協)の2014新春交流会が横浜で開かれた。神奈川県の黒岩祐治知事、県日中友好協会の牧内良平会長、日中友好協会の村岡久平理事長、横浜華僑総会の謝成発会長、神奈川新聞社の斉藤準一社長、開成町の露木順一元町長ら100人余りの日中友協会員および各界代表が出席した。駐日中国大使夫人の汪婉・大使館交流処参事官が招かれて出席した。

   黒岩知事はあいさつの中で次のように述べた。昨年10月、私は県日中友協の大きな協力を受け、遼寧省を訪問し、陳政高省長と双方の交流・協力の強化、深化について合意し、取り決めに調印した。県民友好訪問団21人と卓球交流団10人が訪問に参加し、交流の良い成果を収めた。黒岩知事はあいさつの中で特に魯迅の短編小説「藤野先生」を取り上げた。知事は中国のより多くの人たちが神奈川県を訪れ、好きになるよう希望し、また日中両国の固い信頼関係を築くため横浜市と神奈川県が重要な役割を果たすようにしたいと述べた。

   牧内県日中友協会長は次のようにあいさつした。島購入問題でもともと非常に困難な局面にある中日関係が、昨年12月26日の安倍首相の靖国神社参拝で一層悪化した。今月22日、私は日中友協主催の日中関係についての座談会に出席した。座談会で村山富市元首相は安倍首相が私利のため国と国民の利益を損なう靖国神社参拝を行うことに反対すると表明した。丹羽宇一郎前中国駐在大使は、日中両国の民間、地方、青年交流を通じ、両国関係の和解と改善をはかるべきで、メディアも積極的役割と影響力をより一層発揮すべきだと述べた。私は、友好団体はこうした困難な時期にこそ役割を果たし、民間の分野で日中関係の改善と発展のため積極的に努力すべきだと考えている。同時に日中両国民、特に青少年の交流の機会をもっとつくり、相互理解を増進すべきだと考えている。牧内会長はまた県日中友協および11の市日中友協の昨年の主要な活動を紹介した。

   汪婉大使夫人はあいさつの中で次のように述べた。神奈川県日中友協は昨年、中日関係が非常に困難な状況の中で、さまざまな豊富多彩な交流活動を続けた。県日中友協の積極的な働きかけと組織で、黒岩知事を団長とする県民友好訪問団と卓球交流団が中国遼寧省を訪問し、友好都市と民間の交流を促進した。両国関係の実質的改善はないものの、中日双方各界の努力で、昨年秋以降、各分野の実務交流は困難な状況の中で徐々に回復する兆しが見られた。昨年12月20日、程永華大使が岸田外相と会い、新たな年にどのようにして両国関係を戦略的互恵関係の正常な軌道に戻すかについて検討したその数日後、安倍首相は第二次世界大戦のA級戦犯を祀る靖国神社を突然参拝し、中国人民の激しい抗議を引き起こし、国際社会と良識ある日本国民の反対を引き起こした。何人かの中国人留学生は私に次のように語った。私たちは日本のアニメを見て成長した。私たちのような中国の青少年は実際のところ非常に多く、さらには日本のアニメが好きで留学先に日本を選んだ人が少なくない。しかし、アニメが私たちにもたらした平和な日本のイメージとA級戦犯を祀る靖国神社を参拝する日本の指導者のイメージは心の中でどうしても一致しない。

   汪婉大使夫人は次のように述べた。日本の多くの友人はみな私に日本の印象を尋ねる。その時まず頭に浮かぶことは、日本の普通の市民がいつでも相手がどのように感じるかを気遣い、相手のことを考えるという社会的気風である。普通の人一人ひとりのこうした努力が日本のさまざまな面でみられ、日本を訪れた外国人に社会の調和を感じさせている。しかし、最近そうした感じをますます紹介しにくくなっている。日本の国の要職にある一部の人が隣国の受け止めをまったく顧みず、21世紀の今日もまだメディアに対し「シナ、シナ」と叫んでいる。春と秋に政治家がA級戦犯を祀る靖国神社を仲間同士集団で参拝している。日本の若い人たちの間ではやっている言葉に「空気を読めない人(KY)」というのがある。日本社会で最も歓迎されない人は相手や周囲の人がどのように思うか理解せずに行動する人だ。日本というこの国を引っ張っていく指導者が国際社会の空気を読めずに、どのようにして周辺隣国の友人と付き合うのだろうか。

   さらに汪婉大使夫人は次のように述べた。このところ日本のメディアは農薬を冷凍食品に故意に混入した刑事事件を連日報じており、女性として、主婦として私は2007年末から3年近く騒がれ続けた「中国毒入りギョーザ事件」を思い出す。偶発の刑事事件を政治問題、外交問題として中国を散々たたき、その結果、中日関係だけでなく、国民感情も損なわれ、中日双方の食品分野の互恵協力も損なわれた。中日両国は地理的に近く、引っ越すことのできない隣国である。中日は共に善隣関係を守り、互いに尊重し、相手方の平和的発展を互いに支持してはじめて、両国人民に幸福をもたらすことができる。

   日中友協の村岡久平理事長はあいさつの中で次のように述べた。現在、安倍首相の反中国の調子が高まっている。22日開かれた日中友協理事会で首相の靖国参拝に反対する決議が採択された。安倍首相は対話のドアは常に開いていると言う一方、対話のドアを自ら閉じた。領土問題で日本政府は「紛争棚上げ」を認めることを拒否しているが、それではもう解決方法がない。丹羽前大使は「論争中断」を提案し、各方面の賛同が得られることを希望し、日中関係が深刻な困難に直面している今日、友好都市やスポーツ、学術、青少年、芸術などの分野の実務交流が非常に重要であるとした。

   開成町の露木元町長は次のように強調した。中日は最も重要な隣国同士で、私は微力を尽くして日中友好事業に携わることを決意している。日本国民の中国に対する理解を増進するため、われわれは今年2月15日、日中歴史文化交流センターを設立し、徐福、孫中山(孫文)、魯迅などの人物を研究し、日本にある大禹遺跡を研究し、保護する。日中関係は現在悪化しており、和解は一朝一夕には実現できない。われわれは共通点を探ることを通じ、両国関係改善の道を模索することを希望している。魯迅先生は「地上にはもともと道はなく、歩く人が多くなれば、それが道になる」と言っている。より多くの友人がわれわれの仲間になり、日中の一衣帯水の平和な関係を守るため共に努力することを希望する。

                   

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