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2006年1月24日の中国外交部孔泉・報道官の記者会見
2006/01/25

 

 2006年1月24日の中国外交部孔泉・報道官の定例記者会見のうち、日本関連の一問一答は次の通り。

 問 ゼーリック米国務副長官の訪中に関して。中国側は副長官と中日関係について話し合ったのか。

 答 会見、会談で中日関係に具体的に触れたかどうかのご質問だが、ゼーリック氏と戴秉国外務次官のきょうの会談について、さきほど簡単なニュース原稿を受け取ったので、会談の状況の原則的な紹介をしたいと思う。ゼーリック、戴両氏はこれまで何度も会っており、今回の会談の雰囲気は非常に実務的なもので、議題には次のようなものが含まれている。まず中米関係について、双方は次のような認識で一致した。この一年は中米関係が積極的かつ安定した発展を続けた一年であり、各分野の交流と協力がさらに進展した一年でもあった。これは双方の共通の利益にかない、アジア太平洋地域の平和と安定の促進にも有益である。双方は胡錦涛主席の訪米についても意見を交換した。そして今年の胡主席の訪米は両国関係における大きな出来事であり、新世紀に中米間の建設的協力関係を一層前進させるうえで重要な意義があると確認した。双方は共に努力し、準備作業に真剣に取り組んで、交流と対話を強化し、相互信頼を増進し、両国間の3つの共同コミュニケの原則に従って意見の食い違いを適切に処理し、中米関係の健全かつ安定した、持続的発展を確保することを願っていると表明した。このほか双方は一部の地域問題と重要な国際問題について、深く掘り下げた建設的な意見交換を行った。

 問 日本の警察はこのほど、ヤマハ発動機を捜索した。中国に輸出した無人ヘリが軍事目的に使われる可能性があるという理由からだ。2002年5月23日に新華社は情報産業省とBVE社が共同開発した空中ロボットについて報じ、このヘリは重要な軍事的価値があるとし、ヤマハがヘリの開発に大きな役割を果たしたとしている。確認して頂きたい。第2にBVEのホームページが公開している映像資料をみると、同社が解放軍と協力して、ヤマハ・ヘリの実験基地を共同で建設したことがわかる。外交部はこのことを確認できるか。第3に外国の先進的民生技術を使って自国の軍事部門を支援することは必要だと考えるか。それとも防止すべきだと考えるか。日本の対応をどうみるか。

 答 あなたが質問したのはすべてBVEに関する問題だ。日本がこの問題を大騒ぎして報じていることも知っている。あなたは中国外交部の報道官が中国の民間企業と外国の民間企業の具体的契約についてコメントしないことを理解できるはずだし、私もすべての契約の具体的細部について知ることはできない。ただここで注意を喚起したい。本日午前、中国と日本のメディアはBVE社を取材しており、同社の責任者が出てきて、無人ヘリ輸入の理由を詳しく説明した。またヤマハの責任者も最近説明を行っている。あなたが2人の主要な当事者のこの問題についての具体的説明を見るよう希望する。

 問 小泉首相と麻生外相が20日開会した通常国会で施政方針演説と外交演説を行い、中日関係の重視を表明したが、中国のコメントは。今年5月李登輝が訪日すると伝えられているが、中国のコメントは。

 答 われわれは小泉首相と麻生外相の対中関係重視の演説に留意し、同時に日本は確実な行動をとって、両国関係を改善すべきだと考えている。中国政府は引き続き「歴史を鑑とし、未来に目を向ける」ことを基礎に、中日両国の友好協力関係発展のために努力する。

 2番目の質問について、私は何度も中国の立場を表明している。台湾問題は中国の核心的利益にかかわり、13億中国人民の民族感情と中日関係の政治的基礎にかかわるものである。李登輝がたえず訪日を企てている目的は日本という舞台を利用して「台湾独立」のための勢いをつけ、(台湾)海峡両岸の平和統一をぶち壊し、中日関係をぶち壊すことである。われわれはすでに日本側に対し、「中日共同声明」など3つの政治文書の原則を順守し、これまでの台湾問題に対する約束を実際の行動で守り、台湾にかかわる問題を慎重かつ適切に処理するよう求めている。

 問 春節(旧正月)後の2月上旬に日本と朝鮮は北京で協議するといわれるが、中国はこの協議が6カ国協議にプラスの影響を与えると考えるか。

 答 春節後に日本と朝鮮が北京で二国間協議を行うことについて、2つの見解を表明したい。第1に、われわれは日本と朝鮮が二国間協議を通じて一層の意思疎通をはかり、双方の間の問題を適切に解決することに積極的支持の姿勢を何度も表明している。協力が必要なら、中国は開催地としての務めを果たす。第2に、中国は議長国として、6カ国協議再開のため最近も積極的に努力している。われわれは他の5カ国が協力し、より多くの誠意を示し、相互間の対話と意思疎通によって、意見の食い違いを縮め、6カ国協議再開にプラスの条件を整えるよう希望する。

 問 ゼーリック氏は訪日の際、中米日3カ国が歴史問題について共同研究を行い、第2次大戦の歴史についての意見の相違を乗り越え、共通認識を得るよう提案したが、中国はこの提案に賛同するか。

 答 3カ国によるこの歴史共同研究提案について、私は知らないが、実際のところ、日本側は過去に関連分野における歴史の共同研究を中国に提案したことがある。われわれは東アジア、特に北東アジアの歴史には特殊性があると考えており、中国、韓国、日本が共に参加するよう希望するというのがわれわれの基本的主張である。最近、一部の学者が有益な試みを行っていることは喜ばしい。われわれは中日韓3カ国がこの問題を積極的に考慮し、なんらかの形で一層の協力を進めるよう希望している。

 慣例に従い、来週はみなさんに楽しい春節を過ごしていただきます。しかし、皆さんの質問を受け、できるだけ答えられるよう、われわれの当直者の携帯電話のスイッチを入れておきます。

 

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