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2005年11月10日の中国外交部劉建超報道官の定例記者会見のうち、日本関係などの一問一答は次の通り。
問 米国務省は最近、「2005年国際宗教の自由報告書」を発表し、中国に関する部分で、引き続き中国の宗教政策と宗教の自由の状況を非難している。コメントは。
答 米国務省が発表したいわゆる「2005年国際宗教の自由報告書」の中国にかかわる部分は、中国の宗教政策と宗教の自由の状況について再度いわれのない非難を加え、国際関係の基本的準則を踏みにじり、中国の内政に干渉している。これに強い不満と断固たる反対を表明する。中国政府は公民の信教の自由を法律によって守っている。各民族、各地区の人民は法律によって信教の自由を享受している。このことは中国人民が最もよく知っている。われわれは米国が宗教問題を利用して中国の内政に干渉するのをやめ、自国内の宗教の自由問題を直視し、もっと中米間の相互理解増進に役立つようなことをする(その逆ではなく)よう要求する。
問 米中経済・安全保障審査委員会は議会に、中米関係の発展は米国経済・社会の長期的安全にマイナスの作用を及ぼすとする報告書を提出しており、これは中国が一貫して述べている観点と完全に反する。コメントは。
答 われわれは関係の報道に留意している。この報告書は多方面に及んでおり、一つの点だけ論評するのは難しい。ただこれだけは言っておきたい。中米関係は全体的に順調に発展し、そのことは両国人民に実益をもたらしている。両国の指導者と政府は中米両国の協力強化は、両国人民の根本的利益に合致し、地域と世界の平和と安定にも役立つ、また協力を強め、21世紀に向けた建設的協力関係を築くことは中米双方の利益に合致する、とますますはっきり認識するようになった。
ご承知のように、ブッシュ大統領は11月19日から21日まで、中国を訪問する。われわれはこの訪問が中米関係を引き続き前進させるのに重要な役割を果たすよう期待している。同時に、一部の問題で両国間に意見の食い違いがあることも否定できない。われわれは平等と相互尊重を基礎に、米国と対話によって食い違いを縮め、相互理解と信頼を増進し、各分野の協力を引き続き前進させることを希望している。
問 ブッシュ大統領が訪米中のダライ・ラマと会見したと伝えられるが、コメントは。
答 皆さんはわが国が何度も表明している立場についてよく知っているはずだ。つまりダライ・ラマはただの宗教人ではなく、祖国分裂活動に携わっている政治亡命者だ。われわれはいかなる外国の指導者が彼と会見したり、彼の祖国分裂活動のために便宜をはかり、演壇を提供したりすることにも反対する。中国はこれについてすでに米国に申し入れをした。
問 ブッシュ米大統領は日本の小泉首相の靖国神社参拝による日中、日韓関係の悪化について、過去を忘れることは非常に難しいが不可能ではないと述べているが、コメントは。また小泉首相は日本メディアの取材に、いつでも胡錦涛主席と会談する用意があり、すでに中国側に伝えたと表明、双方はやはり会ったほうがよいが、最終的には中国側によって決まるとしている。これをどう受け止めるか。
答 最初の質問について、私はブッシュ大統領の発言を読んでいない。歴史問題に対する中国の立場は明確で、確固としたものである。
中日首脳会談についても、中国は何度も立場を表明している。中日関係の現在の困難な局面は専ら日本の指導者が作り出したものだ。われわれは、まいた種は自分で刈らなければならないと考えている。中日関係改善のカギは日本の指導者が実際行動によって、日本軍国主義による侵略の歴史に正しく対処できるかどうかにある。
問 陳水扁はこのほど、日本メディアの取材に対し、日本が中国の台頭に対抗するよう希望していると述べたが、コメントは。
答 これは外交部報道官として答えるべき範ちゅうのものではない。ただ中国の平和的発展を阻むことはできず、中国の統一の大業も阻むことはできない、という点だけは言っておきたい。。
問 ブッシュ大統領は具体的にいつから、何日間訪中するのか。どのような予定が組まれているのか、誰と会見するのか。
答 胡錦涛国家主席の招きで、ブッシュ米大統領が19日から21日まで中国を訪問する。訪中の主要な活動は20日に行われる。大統領の滞在中、胡錦涛国家主席が会談し、温家宝首相らの指導者も会見する。訪問の具体的予定は、それぞれの時点ですみやかに皆さんにお知らせする。
問 胡錦涛主席はアジア太平洋経済協力会議(APEC)の際にどのような二国間会談を行うのか。中国は小泉首相が新たな右よりの内閣を組閣したことを理由に、日本とのAPEC中の首脳会談を完全に拒否するのか。
答 先週、別の記者の質問に答えて説明したように、胡主席のAPEC期間中の二国間会談についてはなお手配中である。
中日首脳会談について、われわれの立場ははっきりしている。いま別の記者の質問で、この問題に対する立場を改めて表明した。
問 中国は日本の指導者がどのように歴史を反省すべきだと考えているのか。小泉首相が今後、靖国神社を参拝しないと表明することだけを求めているのか。日本側が拒否すれば、今後、中日首脳会談は行えないことになるのか。
答 われわれは、中日関係に現在の困難な局面が生じた責任は中国側にはないと再三述べている。われわれは日本の指導者が確実な行動をとって、歴史問題における約束を果たし、正しい姿勢で軍国主義の歴史に対処するよう求めている。
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