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中国大使館・日中友好団体新年会でのあいさつ
(2017年2月22日)
2017/02/23
 

来賓の皆さま、友人の皆さま

本日の新年会にようこそいらっしゃいました。この1年間、日本各界の友好団体は両国民の友好往来に大いに取り組み、両国の各分野での交流に積極的に参加して協力を図り、両国民の相互理解と友情を増進し、両国関係の改善プロセスを維持するために重要な役割を果たしてきました。まず、中華人民共和国駐日本大使館を代表いたしまして、皆さまが中日友好事業の発展のためにたゆまぬ努力をされていることを心より感謝するとともに、中国の伝統的習慣にしたがって、遅くなりましたが新年のごあいさつを申し上げたいと思います。

今年は中日国交正常化45周年に当たり、両国関係にとって歴史を振り返り、未来を考える重要な節目となります。45年間、中日関係は大きな発展を遂げましたが、いろんな波風に満ちた年月でした。特にこの5年間はいろいろと紆余曲折をたどり、現在でもマイナスの影響がよく見られます。歴史は最高の先生であり、私たちは国交正常化45周年を記念するには、まず国交正常化の歴史を復習し、45年間で得たものと失ったものを総括し、それを両国関係が今後発展していくための教えとしなければなりません。

戦後、両国が断絶して対立していた異常な状態を終わらせ、中日の従来からの友好関係を建設するため、私たちの先輩方が1950年代から幾重もの困難を克服し、民間の友好往来を展開し、ついに両国の国交正常化が実現され、中日関係の歴史に新たな1ページが開かれました。両国関係の歴史に残る出来事が実現できたのは、忘れてはならない二つの重要な原点があると思います。第一は中日の平和的共存と代々の友好への確固たる信念です。第二は歴史を鑑とし未来に向かう正しい態度です。この二つの原点によって両国民が戦争による傷と恨みを乗り越えただけでなく、両国関係の前向きな発展のために、途切れることのない重要な原動力がもたらされました。両国政府は四つの政治文書に相次いで調印し、これらの原点を継承し発展させ、両国関係のいくつかの重要な問題についてルールを定め、両国関係の政治的基礎を打ち固めました。私たちはこれをもっと大切にして、守っていく必要があります。

目下の中日関係は全体的に改善の歩みを進めているところですが、複雑で敏感な要因による妨害も受けており、中日関係を確実に安定させ改善させることは、ここに来場されるすべての人の共通の願いであり、責任でもあると思います。中日間には確かに歴史的ないざこざも現実の食い違いもありますが、双方がつねに大局的見地に立ち、たいへん複雑で敏感な問題を慎重に対応・処理すれば、両国関係は改善の軌道から逸れることはありません。5年前、中国と日本が衝撃を受けたことはまだ皆様の記憶に新しいと思いますが、私たちは過去の例から教訓をくみ取り、少数の個人の政治的な目的のために中日関係を材料に使われることに用心し、両国の国民感情に水をさし、双方の緊張と対立をあおる勢力につけ入る隙間を与えてはなりません。近年、政治的安全保障の相互信頼が両国関係を制約するネックになっています。この問題を解決するカギは時代遅れの冷戦思考を捨て、時代の流れと両国それぞれの利益に適った互いの正確な位置づけをすることにあります。そして両国は「互いに協力のパートナーであり、脅威とならず、互いの平和的な発展を支持しあう」という中日の四つ目の政治文書のコンセンサスを確実に実行に移し、四つの政治文書と4項目の原則的共通認識の精神に基づき、平和・友好、互恵・ウィンウィンの道を歩み続けなければなりません。

国交正常化45周年と来年の平和友好条約締結40周年は両国関係をさらに改善し発展させるチャンスの年であります。中日友好の土台は民間にあり、中日関係がどのような発展段階にあっても、両国の民間友好の重要性は少しも減じておらず、広範な日中友好諸団体の活動もとりわけ大切であります。国交正常化45周年に合わせて一連の行事を企画されていると聞きますが、中国側は皆さまと共に努力し、両国の各分野での交流と実務協力を掘り下げて、両国民の相互理解と友好感情をたえず深め、両国関係を安定させ改善し、正しい軌道に沿って前進させてまいりたいと思います。

最後に、皆さまのご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。

ありがとうございました。

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