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程永華大使,東京大学三鷹クラブで講演
2014/09/19

    程永華大使は9月12日、招かれて東京大学三鷹クラブで講演をした。程大使は中国の発展と平和外交政策について説明するとともに、現在の中日関係に対する見解を述べた。東大三鷹クラブは日本の最高学府、東京大学の卒業生が組織したもので、講演会には同クラブの約100人の会員が出席した。

    程大使は「中国の発展と平和外交」をテーマに、「中国はどのような発展を実現しようとしているのか」、「中国はどのような外交政策をとっているか」、「中国と日本はどのように付き合うか」という三つの命題をめぐって中国の政策立場を述べた。そして程大使は次のように表明した。中国は、「二つの百年」という目標の実現に力を入れており、「中国の夢」は幸せを求める世界各国人民の夢と通じ合うものだ。中国は改革・開放で生まれる原動力に依拠しており、急速に発展した経験を総括してみても、今後の長期的な発展を考えても、私たちは常に変わらず、改革を全面的に深化させるプロセスを進めていく必要がある。中国政府は行政の簡素化、権限の委譲をさらに進め、資源の配分における市場の決定的作用を発揮させ、社会のより大きい活力と創造力を生み出すようにする。中国は持続可能な明るい前途を実現できる。9兆ドル超の総量を有する経済体(エコノミー)である中国は、今後も7・5%前後の中高速成長を続ける自信がある。中国は発展過程において社会の公平・正義を促していく。中国の指導者は、暮らしを大きく改善し、開発の成果を少しでも多くすべての人民に及ぼさせ、社会を一層公平・正義に基づくものに変え、人民に一層よい暮らしをさせると繰り返し強調している。

    程大使は次のように指摘した。中国が平和の道を揺るぎなく歩むのは、歴史、現実と発展の目標に基づく戦略的選択だ。中国は「国が強くなれば必ず覇権を求める」というすでに「通れない」ことが証明されたこの古い道を歩むことはない。中国は周辺外交を中国外交で最も重要なものとみなしている。中国の指導者はよく、親(しん)は親の好(よ)きを望み、隣(りん)は隣の好きを望むと言う。中国は周辺が安寧であることを最も願い、周辺が混乱することを最も望んでいない。昨年中国は周辺外交工作座談会を開いて、「隣国に善意で対し、隣国をパートナーとする」方針を貫き、「親善、誠実、互恵、包容」の外交理念を前面に出した。今年はインド、ミャンマーと共同で平和共存五原則60周年記念行事を催し、「主権と領土保全の相互尊重、相互不可侵、相互内政不干渉、平等互恵、平和共存」を準則として周辺諸国との関係や国際関係を処理することを確認した。程大使は次のように強調した。中国はつねに国家間の意見の食い違いと紛争を平和的方法で解決する姿勢を貫いてきた。われわれは国家の主権と領土保全を揺るぎなく守っており、中国の主権、安全保障および発展の利益を損なうような苦汁を呑むことはない。同時に、中国は最大の誠意と忍耐をもって、関係諸国との領土主権と海洋権益紛争の対話による解決をはかることを願っている。

    中日関係について、程大使は次のように述べた。双方が共に中日の四つの政治文書を遵守し、歴史を鑑とし未来に目を向ける精神にのっとり、両国関係の政治的基礎をしっかり守って、両国関係の長期的、健全で、安定した発展を実現するようにすべきだ。当面のことについて言えば、両国関係の改善には、日本側が誠意と実際行動を示し、歴史、釣魚島問題をめぐる政治的障害を取り除き、両国関係を正常な軌道に戻す必要がある。長期的には、双方が四つの政治文書の精神に従い、互いに正しい戦略的位置づけをし、お互いを脅威ではなくパートナーとみなし、試練ではなくチャンスとみなすべきで、相互に平和的な発展を支持し、相互信頼を基礎に、戦略的互恵関係を発展させるようにすべきだ。

    程大使は次のように指摘した。警戒すべきは、日本の一部勢力が故意に、マイナスの「対中観」を政策に反映させ、はては「中国の脅威」をわざと喧伝することによって他人に言えない政治目的を達しようとしていることだ。これは非常に誤った、有害なもので、中日関係を損なうだけでなく、日本の平和的な発展の方向を揺るがし、地域の平和と安定に影響する可能性もある。中日関係は困難に直面しているが、中国の対日政策は変わっていない。われわれは平和を愛する幅広い日本人民と仲良く付き合う姿勢を貫き、四つの政治文書を基礎に日本との善隣友好協力関係を発展させることを望んでいる。

    程大使は次のように強調した。民間友好は中日関係の優れた伝統で、両国関係の改善と発展の社会的基礎であり、中国は一貫して、両国人民の友好事業を重視し、支持してきた。中日関係の改善には各界の有識者の関心と支持が欠かせず、両国の往来と協力には友好的な人びとの努力と参加が欠かせない。東大三鷹クラブの会員が日本の各界における幅広い影響力をいかして、少しでも多く両国の友好交流と互恵協力に役立つことをし、両国関係改善のために力添えされるよう希望する。

    程大使は中日関係、両国の首脳会談、歴史問題および地方交流などについて出席者からの質問に答えた。

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