中華人民共和国成立72周年にあたり 孔鉉佑駐日大使が祝賀ビデオメッセージを発表
2021/09/28

   中華人民共和国成立72周年にあたり、孔鉉佑駐日大使が日本各界の友人に向けて、祝賀ビデオメッセージを発表しました。このビデオメッセージを通じて、長期にわたり中国の発展と中日関係の改善に関心と支持を寄せてこられた日本各界の友人に真摯なあいさつと心からの感謝をし、中国の最新情勢を紹介しました。

(ビデオをメッセージを見る)

   孔鉉佑大使は次のように述べました。72年前、中華人民共和国が成立され、旧中国のバラバラの局面が完全に終わり、中国人民が立ち上がったと、世界に向けて厳かに宣言いたしました。そして72年後の今日、私たちは再び世界に向けて宣言いたしました。中国が一つ目の百年奮闘目標を達成し、中国の大地に小康(ややゆとりのある)社会を全面的に完成させ、絶対的貧困の問題を歴史的に解決し、今や社会主義現代化強国の全面的完成という二つ目の百年奮闘目標に向かって意気軒昂として邁進しております。中華民族は「立ち上がり、豊かになり、強くなる」偉大な飛躍を成し遂げ、中華民族の偉大な復興は不可逆的な歴史的流れとなりました。

   孔大使は次のように述べました。この目覚ましい成果の背景には、中国共産党の正しい指導のもと、中国全国各民族の人民が中国の特色ある社会主義のために奮闘し続けてきた輝かしい歩みがあります。今年は中国の「第14次5カ年計画」のスタートの年であり、中国は新たな発展段階に立脚し、新たな発展理念を貫徹し、新たな発展の構造を構築しながら、新型コロナウイルス感染症対策と経済社会の発展を統合的に推進し、経済を安定・向上するように導き、質の高い発展事業で新たな成果を上げております。今年上半期、中国の経済は前年同期比12.7%増となり、引き続き世界上位を維持しています。農村部住民の一人当たりの可処分所得は実質14.1%増加し、都市部と農村部の所得の相対的な格差は引き続き縮小しております。民生分野で改善が続き、教育や医療などの改革に新たな進展が見られ、人々の獲得感、幸福感が高まっております。中国人民は近代的な社会主義国家の全面的建設という新たな道のりで着実かつ堅実な歩みを踏み出しております。

   孔大使は次のように述べました。今年も世界史的に尋常ならぬ一年です。世界の百年に一度の大きな変動とコロナ禍という世紀の大事件が絡み合い、様々なリスクや課題が重なり、共振する中、人類にとってどんな時代よりも連帯と協力が求められております。中国は、平和、発展、公平、正義、民主、自由という人類共通の価値観を堅持し、新型国際関係の構築、人類運命共同体の構築を推進し、世界の安定と発展を擁護するため貢献して参りました。中国が「一帯一路」共同建設のイニシアチブを打ち出してから8年、ユーラシア大陸に行き渡る経済回廊や港湾の建設は着実に進み、沿線の国々に機会と希望をもたらしております。コロナ禍に直面して、中国は人類衛生健康共同体の構築を提唱し、34カ国に37回も医療専門家チームを派遣し、すでに100以上の国とCOVAXに11億回分以上のワクチンと原液を提供し、年内には合計20億回分のワクチンを提供する予定など、コロナ対策の国際協力に原動力を注入しております。中国は、「天下に大同を謀る」という志を常に心に刻み、全人類共通の価値観を堅持し、世界平和の建設者、グローバルな発展の貢献者、国際秩序の擁護者であり続け、世界のコロナ対策や持続可能な経済回復に貢献し、人類の平和と発展という崇高な事業にたゆまず努力して参ります。

   孔大使は次のように述べました。中日両国は地域および世界の重要な国として、世界の平和と発展に重要な責任を共有しています。中日関係は当面複雑な状況に直面していますが、中国側が対日関係を重視し、両国関係の長期的な健全かつ安定した発展を推進する基本立場に変わりはありません。来年は中日国交正常化50周年を迎え、両国の先人の指導者や有識者が中日国交回復と友好関係発展を推進する重要な歴史的功績に思いを致すとともに、国交正常化の初心に立ち返り、50年に及ぶ中日関係発展の歩みから経験と力を汲み取り、平和共存、末永い友好の信念や、相互尊重、「小異を残し大同につく」精神を堅持しながら、矛盾と相違を適切にマネージし、前向きな要素を絶えず拡大させ、中日関係が次なる50年に向けて新たな出航を果たし、安定的、着実に前進させることも大事だと考えます。

   孔大使は次のように述べました。この夏、東京オリンピック・パラリンピックの競技場で奮戦健闘する各国アスリートたちの姿は、多くの人々に希望と感動を与え、コロナ禍に打ち勝つ自信と勇気を与えました。来年2月、北京が冬季オリンピック・パラリンピックを開催します。中国には簡素で安全かつ素晴らしい冬季五輪を世界に届ける自信と能力があり、日本を含む世界各国のウィンタースポーツ選手が北京で集まることを楽しみにしております。そして中日両国が相次ぎ五輪を開催することを契機に、スポーツ、文化、青少年など諸分野で交流を強化し、友情の絆を深め、友好の礎を固め、より多くの美談を残すことを期待し、そのために日本の各界の方々とともに引き続き努力していきたいと思います。